福山が発案し、わずか3週間で放送にこぎつけたラジオ・チャリティ・ミュージックソンSPは、9日午後1時からスタート。本来、宮城公演を行うはずだった9〜10日にかけて被災地へ24時間エールを送り続け、リスナーに義援金を募った。
番組中には、同公演に参加予定だった被災地のファンとも直接電話で会話。被害の大きさから振替公演のメドは立っていないが「いつか必ず宮城でライブをやります。決まったらすぐにお知らせしますので、それまでちょっとの間、待っていてください」と約束すると、ツアーメンバーとともに「HELLO」「明日のSHOW」など7曲を生歌で披露し、リスナーを勇気づけた。
番組の最後には「この歌が今どんなふうに響くのかわかりませんが歌います」と話し、アコースティックギター1本で「桜坂」を生熱唱。「24時間僕らなりに頑張ってきましたが、被災地の皆さんの生の声を聞くと、もっともっと頑張らなきゃいけない。僕らはできることを、きょうからやっていきます」と力強く締めくくった。
24時間完走後、同局前に集結したファン約3000人の前に姿を見せた福山は、拡声器を使ってあいさつ。さらなる被災地支援協力を呼びかけた。
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