6人組のアカペラグループ・RAG FAIRが3月末をもって活動を休止することが12日、公式サイトで発表された。活動再開時期は未定。休止中はそれぞれが活動を行い、メンバー同士のコラボレーションの可能性もあるとし「またRAG FAIRとして集まるその時には、ここが今まで以上にパワーアップして『面白い！』と笑いながら6人で音楽を楽しんでいると思います」とメッセージを寄せている。

　サイトでは「RAG FAIRが目指すものを追求する上で、自分には何が必要なのか。また、そことは別の自分とは何か。長い期間にわたってメンバー全員が考え、話し合い、決断をしました」と休止に至った理由について説明。“さらなる進化”のための一時的な休止であり、人気のライブエンターテインメントステージ『Non Stop Hour』はこれまでとは違う形で継続していくとした。

　「何も分からずデビューして10年。もがきながらも前に進んでこられたのは、みなさんの手拍子、拍手、歌声のおかげ。本当にありがとう」とメッセージを寄せたメンバーは、2月19日から3月20日までZepp Nagoyaを皮切りに全7公演のツアーを行い、ファンに感謝の心を伝えていく。

　RAG FAIRはバラエティ番組『力の限りゴーゴゴー』（フジテレビ系）の人気コーナー「ハモネプ」をきっかけにブレイクし、2001年12月にメジャーデビュー。2002年には紅白歌合戦にも出場した。