アイドルグループ・ももいろクローバーZが4日、横浜・日産スタジアムで同グループ最大規模となるライブ『ももクロ夏のバカ騒ぎWORLD SUMMER DIVE2013 8.4日産スタジアム大会』を開催。同所で約6万人を動員したほか、全国の映画館やライブハウス55ヶ所に中継され、総勢約8万5000人のモノノフたちとともに約5時間の忘れられない白熱の1日を過ごした。

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　ライブの始まりには、リーダーの百田夏菜子が地上20メートルの位置に設置された聖火台に“聖火”を点灯。すると「国歌斉唱」のアナウンサとともに、ロックミュージシャンの布袋寅泰が登場。国歌斉唱の演奏と、布袋が作曲を手がけた「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を初めて生披露。その後も中盤にコラボステージを魅せ、客席を沸かせた。

　同公演では、テーマの1つ“スポーツで日本を元気に”のもと、猫ひろしがライブ中にフルマラソンを完走する挑戦をしたほか、百田とタレントの武井壮がガチンコ短距離対決。また元サッカー日本代表の北澤豪氏、福田正博氏、藤田俊哉氏、三浦淳寛氏、平瀬智行氏らとサッカー試合も。解説者に松木安太郎氏を招き、“バカ大運動会”が繰り広げられた。

　さらに歌手の松崎しげるが、代表曲「愛のメモリー」にのせ、今年の「ももいろクリスマス2013」を12月23日に埼玉・西武ドームで敢行することを発表。会場は半野外とあって、極寒ライブが予想されるがメンバーたちは「やってやる！」「私たちに不可能なことはない」と早くも意気込んでいた。

　このほか、ロックバンド怒髪天が作曲作詞を手がけた新曲「ももいろ太鼓どどんが節」、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の主題歌に決定したカバー曲「ムーンライト伝説」を初披露。お笑いコンビ・ハリセンボンの箕輪はるかとコラボした「ワニとシャンプー」など、大盛り上がりの全29曲となった。

　ライブ終了後、百田は「本当にバカしました！」と大満足。スポーツと音楽、アイドルの融合となったステージに「ももクロは新しいところに飛んでいった。みなさんすごいものを見たんですよ！」と興奮冷めやらぬ表情を浮かべた。