ORICON NEWS

CDジャケット大賞はきゃりぱみゅ! 準大賞はPerfume&MWAMに決定

 第2回「ミュージック・ジャケット大賞2012」の受賞作品が16日に発表され、きゃりーぱみゅぱみゅのデビューミニアルバム『もしもし原宿』(昨年8月発売)が、エントリー275作品の頂点となる大賞を受賞した。トロフィーを手にしたきゃりーは「ジャケットはカワイイだけじゃなくっておもしろさとか不思議さとかが出せるようにこだわって作っています。作品に関わってくださったスタッフの皆様に感謝して、これからも面白いものを作り続けていきたいです!」と喜んだ。

【大賞】きゃりーぱみゅぱみゅ 『もしもし原宿』

【大賞】きゃりーぱみゅぱみゅ 『もしもし原宿』

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同賞の対象作品は、2011年4月1日〜2012年3月31日の期間中に日本レコード協会会員59社より発売された国内制作の音楽CD作品(洋楽を含む)。一次審査ではエントリー275作品から正会員16社のデザイン業務関係者が自社タイトル以外で秀逸と思う作品を選び、大賞候補50作品(通常盤)、特別賞候補15作品(限定盤・特殊パッケージを含む)を選出。一般投票による二次審査を経て、大賞1作品、準大賞2作品、特別賞が決定した。

 準大賞に選ばれたのは、人気テクノポップユニット・Perfumeの14thシングル『スパイス』(昨年11月発売)、5人組“オオカミバンド”MAN WITH A MISSION(以下MWAM)のメジャーデビューアルバム『MAN WITH A MISSION』(昨年6月発売)の2作品。

 Perfumeは「1 年も前の曲なのに選んでいただけて…そして選考が一般投票ということで、見てくださっているお客様が本当に良いと思ってくれたからこそ受賞できたというのが、何よりも嬉しいです」と感激。アートディレクターの関和亮氏は「Perfume3人の未来に向けたイメージを“窓”というキーワードで制作していきました。3人の関係性や表情にこだわった作品です。手にとった人がハッピーになるように心がけました」と制作意図を明かした。

 一方、MWAMのジャン・ケン・ジョニー(Vo&G)も「栄エアル賞ヲ頂キマシタ事、誠ニ恐縮デアリ光栄ニ存ジ奉リマス。自分達ニトッテノファーストフルアルバム、非常ニ思イ入レモアル本作品デコノ賞ヲ頂ケタ事ニツキマシテモ、嬉シイ限リデアリマス」と感謝。デザイナーの大藤しおり氏は「メンバー自身のディレクションの下、貴重なメジャーデビュー作品に携われたことは何にも代え難い経験となりました。アートワークの裏に込められたメッセージに思いを馳せて頂ければ幸いです」とコメントを寄せた。

 自身の1stフルアルバム『水色ジェネレーション』(昨年7月発売)が特別賞に選ばれた歌手・南波志帆は「作り手の思いがこもった音楽を、受け取る人のことを考えながら大切に大切にプレゼント包装をするような役割を担っているパッケージにはこだわっていきたいですし、そこを含めてひとつの作品だと思っています」と話し、アートディレクター&デザイナーの吉田ユニ氏は「ひとりでも多くの人にこの作品を聞いてほしいと同時に、CD 自体もずっと持っていたくなるようなものを目指してデザインしました」と振り返った。

⇒⇒ きゃりーぱみゅぱみゅのチケット発売情報

関連写真

  • 【大賞】きゃりーぱみゅぱみゅ 『もしもし原宿』
  • 【準大賞】Perfume「スパイス」
  • 【準大賞】MAN WITH A MISSION『MAN WITH A MISSION』
  • 【特別賞】南波志帆『水色ジェネレーション』

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索