お笑いコンビ・笑い飯の初単独DVD『笑い飯「ご飯」〜漫才コンプリート〜』（9月14日発売）、『笑い飯「パン」〜笑いの新境地〜』（10月12日発売）のジャケットを、漫画『YAWARA！』や『20世紀少年』などで人気の漫画家・浦沢直樹が描いていることが30日、わかった。ジャケットで2人は、近未来風の世界でパンをモチーフにしたロボットに変身した姿や、弁当箱に詰められたご飯姿になっており、シュールな世界観が広がっている。

【写真】その他の写真を見る

　『ご飯〜』は2003年から05年に、大阪・なんばグランド花月で開催した『吉本漫才大人計画』で披露した漫才のうち厳選した8本を収録。「これぞ笑い飯」というマシンガンのごとく繰り広げられる“ボケ”の応酬は必見だ。哲夫は「M-1のような厳しい時間制限がないところでやった漫才ばっかりですので、あほみたいなアドリブが結構入ってます」と見どころを語る。うって変わって『パン〜』はコントを収録しており、西田幸治は「パンは漫才とは全く違う独特の世界観、まさに新境地です」と太鼓判を押す。

　今回のコラボレーションに笑い飯の2人は「とっても男前に描いてもらいまして、20世紀少年の主人公になったような心持ちでおります」（哲夫）、「ずっとファンだった浦沢先生が面識ない我々のDVDのジャケットを快く引き受けて下さって感謝感激です！ これでもう我々と浦沢先生はともだちです！」（西田）と感激。一方の浦沢も「笑い飯で笑い死にしそうになったことがあります。非常に危険です」と賛辞を送った。