『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』など、斬新な作風で人気の作家・万城目学氏によるベストセラーを映画化した『プリンセス トヨトミ』の完成披露会見が19日、都内のホテルで行われ、俳優の堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一、鈴木雅之監督、万城目氏が顔を揃えた。堤らは、昨夏の猛暑の中、大阪府庁などでロケを敢行した撮影当時を振り返り始めたものの、なぜか会話がチグハグで噛み合わない。「これでは記事にならない」と堪りかねた中井が、「みなさん、綾瀬さんのことを“天然キャラ”というが、トンチンカンなんですよ」とバッサリ斬ったが、綾瀬は“我が意を得たり”といわんばかりに表情を輝かせていた。
同作は、国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の調査官に扮する3人が、“大阪国独立”という400年にわたる秘密を守り続けてきた大阪の男たちの謎に迫る歴史ミステリー。堤、綾瀬、岡田が調査官役で、中井は普段はお好み焼き屋で、実は大阪国総理大臣(?)という真田幸一役を演じる。
会見は、堤が撮影中に虫嫌いの岡田の服にセミの死骸を付けて喜んでいたイタズラ話や、岡田の「そんな親戚のおっちゃんみたいなことするから、堤さんのことをおっちゃんと呼んでしまう」という必死な弁解、綾瀬が「撮影中、みなさんにお好み焼き(実はとんぺい焼き)を焼いてあげましたよね」と言っても堤は「覚えていない」と答えるつかみようのないやり取りなど、終始トンチンカンな雰囲気で進行した。
物語の鍵を握る“トヨトミの末裔”にちなんで、話題が「末裔」に及んでも、堤は「京都で乗ったタクシーの運転手が、同じ堤という苗字で『堤は公家の出だから調べてごらんなさい』と言われた。先日、手相を見てもらったら、織田信長か、徳川家康かどっちだったか忘れてしまったが、同じ手相をしているらしい。松下幸之助さんの手相とも同じだって」とあいまいに話すばかり。
岡田が「歴史上で一番好きだったのは織田信長だったので、彼の末裔だったら、うれしいな」と話すと、綾瀬も「織田信長はいいと思いますね。坂本龍馬も。外に目を向けて、強そうで」とこれに便乗。中井は「大人になれない大人たちの会見に付き合ってもらって…」と年長者らしくまとめたが、最後は「(誰の末裔でも)なんでもいいです」とやけっぱちになっていた。
とはいえ、綾瀬は「撮影をしながら、実際ありえないと思っていた話だが、完成した映画を観たら自分が知らないだけで、こういう世界もあるのかなと何処かリアルな感じもある壮大な作品に仕上がっていました」としっかり作品をアピールするのも忘れなかった。
⇒2011年の注目映画★予告編動画はコチラ!
◆関連ニュース一覧 最新映画ニュース|映画インタビュー
同作は、国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の調査官に扮する3人が、“大阪国独立”という400年にわたる秘密を守り続けてきた大阪の男たちの謎に迫る歴史ミステリー。堤、綾瀬、岡田が調査官役で、中井は普段はお好み焼き屋で、実は大阪国総理大臣(?)という真田幸一役を演じる。
会見は、堤が撮影中に虫嫌いの岡田の服にセミの死骸を付けて喜んでいたイタズラ話や、岡田の「そんな親戚のおっちゃんみたいなことするから、堤さんのことをおっちゃんと呼んでしまう」という必死な弁解、綾瀬が「撮影中、みなさんにお好み焼き(実はとんぺい焼き)を焼いてあげましたよね」と言っても堤は「覚えていない」と答えるつかみようのないやり取りなど、終始トンチンカンな雰囲気で進行した。
物語の鍵を握る“トヨトミの末裔”にちなんで、話題が「末裔」に及んでも、堤は「京都で乗ったタクシーの運転手が、同じ堤という苗字で『堤は公家の出だから調べてごらんなさい』と言われた。先日、手相を見てもらったら、織田信長か、徳川家康かどっちだったか忘れてしまったが、同じ手相をしているらしい。松下幸之助さんの手相とも同じだって」とあいまいに話すばかり。
岡田が「歴史上で一番好きだったのは織田信長だったので、彼の末裔だったら、うれしいな」と話すと、綾瀬も「織田信長はいいと思いますね。坂本龍馬も。外に目を向けて、強そうで」とこれに便乗。中井は「大人になれない大人たちの会見に付き合ってもらって…」と年長者らしくまとめたが、最後は「(誰の末裔でも)なんでもいいです」とやけっぱちになっていた。
とはいえ、綾瀬は「撮影をしながら、実際ありえないと思っていた話だが、完成した映画を観たら自分が知らないだけで、こういう世界もあるのかなと何処かリアルな感じもある壮大な作品に仕上がっていました」としっかり作品をアピールするのも忘れなかった。
⇒2011年の注目映画★予告編動画はコチラ!
◆関連ニュース一覧 最新映画ニュース|映画インタビュー
コメントする・見る
2011/04/19