俳優の城田優(24)が『平成22年度(第65回)文化庁芸術祭』の演劇部門で「芸術祭新人賞」を受賞し21日、都内で記者会見を行った。今年8月9日〜10月30日に東京・帝国劇場で上演されたミュージカル『エリザベート』でのトート役が評価されての受賞に、城田は「僕も昨日知って、急な感じに追いつかない。このような名誉ある賞を受賞できて感激するとともに、今でも実感がわかないほど驚いています」と緊張の面持ちで心境を語った。
シックなスーツ姿で登壇した城田は「お集まりいただきありがとうございます。この会見の場で、実感が沸いていけばいいなと思います。今ちょっと緊張しています」とあいさつ。最年少で演じたトート役の役作りを「最年少ならではの雰囲気、若さ、この年だから出せる何かを出そうと思っていた」と明かし、受賞の要因を「今まで演じてきた俳優さんとの差別化、オリジナリティを出そうと思っていたので、もしかしたらこれが成功したのかなと思っています」と一言ひとことかみしめるように語った。
上演中には「周りからの評判とか、公開初日に比べてレベルアップしているぞといったことは僕の耳には入ってこなかった」ようで、「周りの友人や関係者から『城田君の日のチケットが取れないんだよ』と聞いて、そんなはずはないと思った」と語ったが、その熱演ぶりは高い評価を獲得。城田は「純粋な気持ちで『やったー!』って、学生がコンクールで金賞取ったような感じじゃないですけど…、ピュアな気持ちで喜んでいます。まだ実感は沸かないですけど」と受賞を喜んだ。
文化庁芸術祭は広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供し芸術文化の創造と発展、振興を図ることを目的に、昭和21年に初開催された伝統ある芸術の祭典。公演(演劇、音楽、舞踊、大衆芸能)4部門、作品(テレビドラマ、テレビドキュメンタリー、ラジオ、レコード)4部門で公演・作品内容を競い合ったなかから、文部科学大臣賞として城田が受賞した芸術祭新人賞のほか、芸術祭大賞、芸術祭優秀賞が贈られる。
1992年に音楽の都・ウィーンで初演されたミュージカル『エリザベート』は、オーストリア・ハプスブルク帝国の皇妃エリザベート(瀬奈じゅん/朝海ひかる)の激動の生涯と、人の命を奪う“黄泉の帝王”ながらエリザベートを愛してしまったトート(山口祐一郎/石丸幹二/城田)の関係を描く愛憎劇。城田は今年8月11日公演でトート役初日を演じ、10月28日まで35回出演した。
シックなスーツ姿で登壇した城田は「お集まりいただきありがとうございます。この会見の場で、実感が沸いていけばいいなと思います。今ちょっと緊張しています」とあいさつ。最年少で演じたトート役の役作りを「最年少ならではの雰囲気、若さ、この年だから出せる何かを出そうと思っていた」と明かし、受賞の要因を「今まで演じてきた俳優さんとの差別化、オリジナリティを出そうと思っていたので、もしかしたらこれが成功したのかなと思っています」と一言ひとことかみしめるように語った。
上演中には「周りからの評判とか、公開初日に比べてレベルアップしているぞといったことは僕の耳には入ってこなかった」ようで、「周りの友人や関係者から『城田君の日のチケットが取れないんだよ』と聞いて、そんなはずはないと思った」と語ったが、その熱演ぶりは高い評価を獲得。城田は「純粋な気持ちで『やったー!』って、学生がコンクールで金賞取ったような感じじゃないですけど…、ピュアな気持ちで喜んでいます。まだ実感は沸かないですけど」と受賞を喜んだ。
文化庁芸術祭は広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供し芸術文化の創造と発展、振興を図ることを目的に、昭和21年に初開催された伝統ある芸術の祭典。公演(演劇、音楽、舞踊、大衆芸能)4部門、作品(テレビドラマ、テレビドキュメンタリー、ラジオ、レコード)4部門で公演・作品内容を競い合ったなかから、文部科学大臣賞として城田が受賞した芸術祭新人賞のほか、芸術祭大賞、芸術祭優秀賞が贈られる。
1992年に音楽の都・ウィーンで初演されたミュージカル『エリザベート』は、オーストリア・ハプスブルク帝国の皇妃エリザベート(瀬奈じゅん/朝海ひかる)の激動の生涯と、人の命を奪う“黄泉の帝王”ながらエリザベートを愛してしまったトート(山口祐一郎/石丸幹二/城田)の関係を描く愛憎劇。城田は今年8月11日公演でトート役初日を演じ、10月28日まで35回出演した。
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2010/12/21