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フジ、“目の色”変えて視聴率王奪還へ “金8”新ドラマ枠新設

 フジテレビは6日、都内で10月からの番組改編説明会を開き、これまでバラエティー番組を放送してきた金曜よる8時に新ドラマ枠を設けることを明らかにした。同時間帯には、テレビ朝日の『ミュージックステーション』のほか、テレビ東京でも10月より連続ドラマ枠を新設。視聴者ターゲットもミドル・シニアの女性層とかぶっており、フジとテレ東の“金8ドラマ”対決にも注目だ。

 『金曜ドラマ』の新設により、フジテレビはレギュラーで7枠という民法最大のドラマ枠を保有することに。10年、20年先を見据え、ドラマ・コンテンツを今後の生き残りをかけた武器にしたい構えだ。『金曜ドラマ』では、「お仕事モノ」「刑事モノ」をはじめとするミステリーや、「人情モノ」など、女性が楽しめるドラマをラインナップしていくという。10月からの第1弾の詳細は後日、発表される。

改編説明会では、編成局長の立松嗣章氏、常務取締役編成制作局長の大多良亮氏が出席。世帯視聴率はテレビ朝日、日本テレビに次いで3位に甘んじている同局。1969年に開局し、来年に開局55周年を迎えるに当たり、「5539(ゴーゴーサンキュー)」のかけ声とともに、おなじみの目玉マークの色をカラフルに変えたステーションIDを作り、「55年目、目の色変えますフジテレビ」と、まさに目の色をかえて視聴率回復に臨む姿勢をアピールした。

 水曜よる8時の『ピカルの定理』の後番組には『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』のレギュラー放送が復活。日曜よる8時の『爆笑 大日本アカン警察』を改め、引き続きダウンタウンの新番組を放送する。

 午後帯(後2:00〜4:50)には、昨年10月より『知りたがり』、4月からは『アゲるテレビ』と生情報番組を編成してきたが、視聴率が振るわなかったことから打ち切りを決め、2時間サスペンスや連続ドラマの再放送枠に戻す。

 『知りたがり』を担当していた伊藤利尋アナウンサーと、『アゲるテレビ』のキャスターを務めた西尾由佳理のコンビだが、新情報番組『世界HOTジャーナル』(10月12日スタート、毎週土曜 後9:55〜10:45)でタッグを組むことになった。世界のSNSの話題のニュースやタブロイド紙、雑誌を入り口にワールドワイドな最新ニュースを毎週生放送で伝えていく。

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