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中井貴一、『雲霧仁左衛門』は「日本のオーシャンズ11」

 池波正太郎生誕90周年の今年、何度も映像化された『雲霧仁左衛門』がNHK・BSプレミアムでリメイクされる。盗みのプロ対捕り物のプロの攻防戦を描く時代劇。1日、京都市内でクランクインした主演の中井貴一(雲霧仁左衛門役)、内山理名(七化けのお千代役)、伊武雅刀(木鼠の吉五郎)、柄本佑(因果小僧六之助役)ら雲霧一党が会見を行った。放送は10月を予定している。

10月よりNHK・BSプレミアムで放送予定『雲霧仁左衛門』の撮影がスタート(左から)柄本佑、内山理名、中井貴一、伊武雅刀(C)NHK

10月よりNHK・BSプレミアムで放送予定『雲霧仁左衛門』の撮影がスタート(左から)柄本佑、内山理名、中井貴一、伊武雅刀(C)NHK

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 中井は「リメイクという事になりますが、今までにない雲霧像を新たに作っていきたい。最近『時代劇離れ』とよく言われますが、その中で本当に皆が気軽に見られるというか、何かワクワクするドラマにしていけたらいいなと思っています」と意気込む。

 仁左衛門は、大金持ちの金蔵しか狙わず、けして殺さず、傷つけず、雲が涌くように現れ出でて、霧のように消える希代の大盗賊。すご腕の子分(お千代、吉五郎、熊五郎、六之助ら)を率いて、江戸一帯のみならず、東海道、中仙道から上方まで股にかけ、鮮やかな手口で大金を奪う。そんな盗賊・雲霧一党と、火付盗賊改方長官・安部式部らとの知恵比べが見どころ。

 中井は「『オーシャンズ11』という映画がありましたが、これは本当に日本の『オーシャンズ11』という感じです。エンターテインメント性を持ちながら、気軽に時代劇を見て頂き、時代劇の火を消さないように僕たちが努めていかなければいけないと思っています」と気概を示した。

 内山が演じるお千代は、公家から商家の女まで何にでも化け、引き込みを働くことから“七化け”の名がついた。「千代は女優のようにいろんな人になりきって、盗賊として生きていくんです。お千代の女優っぷりと、仁左衛門さんのお側に居たいという気持ちを上手く演じたいと思います」と話していた。

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