俳優・高岡蒼佑（30）との熱愛が報じられた歌手・鈴木亜美（30）が11日、都内で行われたミュージカル『走れメロス』制作発表会に出席した。自身の楽曲にちなみ、報道陣から「恋も『all night long』？」と聞かれた鈴木は「『BE TOGETHER』じゃないんですね。ありがとうございます」とニッコリ。報道については否定も肯定もせず、好きなタイプは「ぶっ飛んでる人」と明かし、劇中で愛に溺れる女性を演じる上で「恋をするときは、いつも全てを懸けたいというくらいの恋をしたい。ぬるいのはよくないです」と語った。

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　交際の行方について報道陣から次々に質問が飛ぶと、同席していた歌手・河村隆一から「やっぱり恋愛しないとダメ。（鈴木は）アイドルからアーティストになったわけで、恋をしてなかったらアーティストは終わりだと思う」とフォロー。同じく共演者の諸星和己も「（熱愛は）ないないない。俺か隆一のどっちかにしてよ」と声をあげ、「男に騙されないように、この舞台で勉強しよう。そして、舞台が終わったら俺と心中しよう」とカメラの前で口説き笑いを誘った。

　太宰治の同名代表作を、劇作家・西田大輔氏が新たな切り口でミュージカル化。太宰役を務め、劇中楽曲を全曲書き下ろす河村は「太宰治とは、作家としての部分や女好きなところだったり、勝手にシンパシーを感じています。昭和の時代に縛られない音楽をつくれたら」と意気込み。鈴木は「河村隆一さんとご一緒できるのは、10代の頃の私からしたら夢のようなお話」と感激し、「同じ戌年ということで、尻尾を振りながら走り回れる舞台にしたいと思います」と語った。

　会見にはほかにIZAM、西田氏、川原一馬、國元なつき、大澄賢也、玉置成実、松田一三、西山結花、夕貴まおが出席。ミュージカル『走れメロス』は、9月8日（土）より東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて上演。その後、名古屋、大阪公演を行う。

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