俳優の松田翔太が3月4日放送のNHK大河ドラマ『平清盛』(毎週日曜 後8:00~8:45 NHK総合ほか)に雅仁親王(まさひとしんのう、のちの後白河天皇)役で初登場する。松田は2008年『篤姫』以来、2作目の大河ドラマ出演。主演の松山ケンイチとは初共演で「松山君の平清盛に対峙できるような、後白河を考えていきたいです」と意気込んでいる。
平安時代末期、武家で初の中央政権のトップ(朝廷の最高位・太政大臣)にまで上りつめた平清盛の生涯を描く今年の大河ドラマ。松田が演じる雅仁親王は、平治の乱でいずれ戦うことになる源義朝役の玉木宏や、生涯を通じた親友・佐藤義清(のちの西行)を演じる藤木直人に続き、清盛の前に大きく立ちはだかることになる3人目のライバル。
鳥羽天皇の第四皇子として生まれた雅仁親王は、皇位継承の可能性はほとんどないと思われていたからか、少年時代から今様(いまよう、宮廷で流行した歌謡のこと)に夢中になっていた“はみ出し者”。ところが、のちに父と兄の不和から後白河天皇として即位すると、したたかな政治家として清盛とも争うことになる。
没年までとして伝わる。
4日放送の第9回「ふたりのはみだし者」では、鳥羽院(三上博史)のお気に入りの姫、得子(松雪泰子)がついに念願の男児を出産。それは、かろうじて保たれていた朝廷内の均衡を破ることになる。のちの近衛天皇となるこの男児の誕生祝の宴に、清盛も義清とともに呼ばれる。そこで清盛は始めて雅仁親王と対面する。
松田は「大河ドラマに出演させて頂くと、色々な歴史を想像する事が出来て、仕事という意味以外でも楽しませて頂いています。篤姫は幕末の世界を沢山想像でき、楽しかったのですが、今回はより昔の平安時代の人の気持ちや、文化、特に今様という歌の世界を感じながら、想像出来るのが楽しい」と話している。
平安時代末期、武家で初の中央政権のトップ(朝廷の最高位・太政大臣)にまで上りつめた平清盛の生涯を描く今年の大河ドラマ。松田が演じる雅仁親王は、平治の乱でいずれ戦うことになる源義朝役の玉木宏や、生涯を通じた親友・佐藤義清(のちの西行)を演じる藤木直人に続き、清盛の前に大きく立ちはだかることになる3人目のライバル。
鳥羽天皇の第四皇子として生まれた雅仁親王は、皇位継承の可能性はほとんどないと思われていたからか、少年時代から今様(いまよう、宮廷で流行した歌謡のこと)に夢中になっていた“はみ出し者”。ところが、のちに父と兄の不和から後白河天皇として即位すると、したたかな政治家として清盛とも争うことになる。
没年までとして伝わる。
4日放送の第9回「ふたりのはみだし者」では、鳥羽院(三上博史)のお気に入りの姫、得子(松雪泰子)がついに念願の男児を出産。それは、かろうじて保たれていた朝廷内の均衡を破ることになる。のちの近衛天皇となるこの男児の誕生祝の宴に、清盛も義清とともに呼ばれる。そこで清盛は始めて雅仁親王と対面する。
松田は「大河ドラマに出演させて頂くと、色々な歴史を想像する事が出来て、仕事という意味以外でも楽しませて頂いています。篤姫は幕末の世界を沢山想像でき、楽しかったのですが、今回はより昔の平安時代の人の気持ちや、文化、特に今様という歌の世界を感じながら、想像出来るのが楽しい」と話している。

2012/03/04