NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』が23日夜、東京・渋谷の同局内で撮影を終えた。ヒロイン・須藤陽子役を演じた女優の井上真央(24)は、クランクアップセレモニーで「1年間いろんなことがありました。泣かないつもりだったのに」とこらえきれず感涙。撮影途中には東日本大震災が起こり、被災者からの反響も大きかったといい、「たった15分間でも勇気や生きる希望をたくさんの人に届けられるんだっていうことが原動力になって、ここまで続けてこれました」とおひさまとして日本を照らし続けた意義を振り返った。
昨年8月、物語の舞台・長野県内のロケでクランクインし、同局での昭和32年、安曇野・百白花の庭での35歳の陽子を演じたシーンで撮影を終えた井上は、「これだけたくさんの人が集まってくれたということは、とても素晴らしい作品だったんだと実感しています」と晴れやかな笑顔。「終わる気がしなくて、きょう家に帰ったらまた台本を読んでしまいそう」と実感がわかない様子で、「たくさん泣きました。たくさん笑いましたし、この作品に幸せをもらいました」と静かに微笑んだ。
花吹雪で祝福され、夫役の高良健吾らキャスト陣から花束を渡された井上は「陽子じゃないけど、周りに恵まれたなってただそれだけです」と感慨深げ。「主役として引っ張っていくというより、みんながおひさまのようで、その中心でたくさんの人に輝かせてもらいました」とセレモニーに駆けつけた高良、樋口可南子、満島ひかり、永山絢斗ら共演者、スタッフらに改めて感謝の言葉を語った。
大きな存在となった“朝ドラヒロイン”を演じきった井上は、「寂しいですけど、陽子という人生を歩めて幸せでした」と充実感とともに、「これから陽子を超える役、素晴らしい作品に出会えるように明日からまた頑張っていきたいです」と真っ直ぐな瞳でさらに前を向いていた。
長野県・安曇野と松本を舞台に、激動の昭和、戦前、戦中、戦後を懸命に生き抜き、人々を“おひさま”のような明るい笑顔で照らし続けたヒロイン・須藤陽子の半生を描く『おひさま』は10月1日(土)まで放送。
昨年8月、物語の舞台・長野県内のロケでクランクインし、同局での昭和32年、安曇野・百白花の庭での35歳の陽子を演じたシーンで撮影を終えた井上は、「これだけたくさんの人が集まってくれたということは、とても素晴らしい作品だったんだと実感しています」と晴れやかな笑顔。「終わる気がしなくて、きょう家に帰ったらまた台本を読んでしまいそう」と実感がわかない様子で、「たくさん泣きました。たくさん笑いましたし、この作品に幸せをもらいました」と静かに微笑んだ。
花吹雪で祝福され、夫役の高良健吾らキャスト陣から花束を渡された井上は「陽子じゃないけど、周りに恵まれたなってただそれだけです」と感慨深げ。「主役として引っ張っていくというより、みんながおひさまのようで、その中心でたくさんの人に輝かせてもらいました」とセレモニーに駆けつけた高良、樋口可南子、満島ひかり、永山絢斗ら共演者、スタッフらに改めて感謝の言葉を語った。
大きな存在となった“朝ドラヒロイン”を演じきった井上は、「寂しいですけど、陽子という人生を歩めて幸せでした」と充実感とともに、「これから陽子を超える役、素晴らしい作品に出会えるように明日からまた頑張っていきたいです」と真っ直ぐな瞳でさらに前を向いていた。
長野県・安曇野と松本を舞台に、激動の昭和、戦前、戦中、戦後を懸命に生き抜き、人々を“おひさま”のような明るい笑顔で照らし続けたヒロイン・須藤陽子の半生を描く『おひさま』は10月1日(土)まで放送。
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2011/08/24