■その他の写真ニュースはこちら

　マラソンとヨットで世界を一周するアースマラソンを一時中断し、4月21日より米サンフランシスコで前立腺がんの放射線治療を受けていたお笑いタレント・間寛平（60）が17日（現地時間16日）、マラソン再開に向け中断地点の中央アジア・トルクメニスタンへと出発した。到着後、マラソンの再開日時は現地状況と本人の体調を考慮して決める。

【写真】その他の写真を見る

　フライト直前、サンフランシスコ国際空港で会見を開いた寛平は「無事手術も終わり、今日トルクメニスタンに旅立ちます。そして、トルクメニスタンから頑張って、我がふるさと、日本に向かいます。よろしくおねがいします！」と気合充分。治療期間中に寄せられた多数の応援が「再開へのモチベーションとなった」と感謝を示した。

　その一方、治療は無事に終えたものの「今、正直言うて、めちゃめちゃ足が痛いです。副作用かもわかりませんね。これは徐々に痛みは無くなってくると聞いてます。毎日だいたい10kmくらいは走っているんですけど、なんかしらんけど足がものすごく痛くて」と不安も残る。医師からは「多分痛いと思うから、新しい細胞とかできて治っていくから痛い時は（薬を）飲めと、無理しなくていい」と言われたという。

　この2ヶ月間は治療に専念していたこともあり「ほんまに嫁はんとこうして2ヶ月間毎日ずーっといてるってことも無かったし、初めてなんですけど、すごい、ほんまにギャグで言うように、いくつになってもあまえんぼう。ずっと甘えさせていただきました。ほんとによう迷惑かけたな〜」と光代夫人にも感謝しきり。

　ラン再開に向け「初めて病気になって、こんな気持ちになったり、経験した事も、ほんま病気になってない人にはわからない。絶対負けんとこって思うわ。どんなことがあっても負けへんよ！足めちゃめちゃ痛いけど、くっそー、この痛みに負けへんでー！っていう気で『よっしゃ、50km絶対行ったる』って気になる。痛みに負けへん！やるぞー！行くぞー！大丈夫！これから戦いに行ってきます！みなさん、応援宜しくお願いします！待っててください！」と鼻息荒く旅立っていった。


　間寛平