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　昨年9月から糖尿病の治療のため活動を休止していた落語家・立川談志が9日、今月より仕事を再開させると所属事務所を通じて発表した。13日午後6時半から東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われる『立川流落語会』に、弟子の立川談春、立川志らくとともに出演。イベント後に著書『談志 最後の根多帳』（梧桐書院）の刊行記者会見を開いて復帰を発表する。

　所属事務所によると、談志は今年1月14日から2月27日まで入院。生活指導を中心とした糖尿病治療を受けた結果、体調は「周囲が驚くほど」回復し、退院後も医師の指示に従って規則正しい生活を送っているという。体調の経過と、談志自身の強い意欲により、医師、関係者らと協議した結果、4月からの復帰を決定した。

　当日のイベントは、完全書き下ろしとなる著書“談志 最後の三部作”シリーズの第2弾となる同著の発売記念。談志の高座は昨年8月21日の東京・虎ノ門JTアートホールでの『J亭 談笑落語会』以来となるが、体調が完全な状態ではなく、しばらくは通院しながら徐々に仕事を始める予定。公式サイトでは、5月4日の立川志らく25周年記念公演にスペシャルゲストとして出演することが発表されている。

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