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　人形製作・販売メーカーの久月は23日、都内本店にてフィギュアスケートの浅田真央選手をモデルにしたひな人形を公開した。この人形は、初節句を迎える女児の両親・祖父母を対象に行ったアンケートをもとに作った『親のねがい雛』（非売品）の2010年版。何度かの試作の末15日かけて作られている“真央ちゃん雛”には、バンクーバー五輪での活躍とメダルへの期待が込められている。

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　『親のねがい雛』企画は今年で2回目。「自分の赤ちゃんが将来どんな女性になってほしいか」というテーマのもと、両親や祖父母が芸能人やスポーツ選手、歴史上の人物から回答したものを集計。同調査では1位に女優の松嶋菜々子、2位にタレントで歌手のベッキーが、3位には2009年版『親のねがい雛』のモデルとなった女優・宮崎あおいがランクイン。浅田選手の順位は7位だったが、バンクーバー五輪の開催にちなんでクローズアップされた。

　「額や髪型など、日本人形の基本に沿ってしまうと浅田選手に似なくなってしまう」（同社）こともあり、目鼻立ちはもちろんのこと、浅田選手が普段見せる髪型で製作された。本日より3月3日まで、東京・浅草橋の久月本店1階で展示される。