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　現在、熱い闘いが繰り広げられているバンクーバー冬季五輪。活躍が期待される女子フィギュアスケート日本代表の浅田真央選手に、前回トリノ冬季五輪で金メダリストとなった荒川静香から、スケート靴をかたどったチョコレートとスケート靴に書き込まれた応援メッセージが、このほど届けられた。実は同様のセットが、4年前のトリノ五輪開催時にシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子から荒川に贈られたという“縁起物”。金メダリストの“縁起物”リレーでバンクーバーにも幸運を呼び寄せそうだ。

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　荒川から贈られた『ガーナミルクチョコレート』を12枚使って作られたチョコレートのプレゼントを見た浅田選手は「すごい。中はどうなってるんですかね？ これひとつ食べたらチョコレート12枚分ですね」とびっくり。間近に迫った大舞台については「調子はいいです。初めて出場するので、オリンピックがどういう感じで、どういうところなのかがすごく楽しみです」と心待ちにしている様子で「自分を信じて、笑顔で終われるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　今回プレゼントを贈った荒川は、高橋から贈られたメッセージがとても励みになったそうで「オリンピックの金メダリストからメッセージをいただいたことに、すごく嬉しくて感激したことを覚えています。オリンピック期間中もメッセージを飾って励みにしていました」と当時を振り返った。そして、金メダルへ向けバトンを託した浅田には「ひとりの立派なスケーターとしてそして世界のチャンピオンとして、夢のオリンピックの舞台での金メダルを目指して頑張っていると思います。最高の笑顔、楽しみにしています！」とエールを送った。

　安藤美姫選手、鈴木明子選手など日本の3選手が出場する女子フィギュアスケートSPは23日（日本時間24日）に開催される。