■その他の写真ニュースはこちら

　世界一周企画アースマラソンでセルビアに滞在中のお笑いタレント・間寛平が、車上荒らしの被害に遭っていたことが26日、わかった。スタート344日目にあたる現地時間25日夕方（日本時間26日未明）、寛平のゴールを迎えようとスタッフがサポートカーを離れた10〜20分の隙に窓ガラスを割られ、ブログ更新用のパソコンの入ったカバンとKANPEI EYE’S用のカメラが盗まれた。幸いにも目撃者がいて警察に被害届けを提出。盗難品は無事、寛平の元へと戻りスタッフらの安全も確認されている。

　アースマラソン事務局及び公式ブログの26日付エントリーによると、事件はゴール地点の骸骨洞に程近い一般駐車場で起きた。寛平と同行ディレクターがイスタンブール門から5kmほど進んだ骸骨洞を目指して走っていると、補給車を運転する欧州担当コーディネーターの寺島氏とサポートカーを運転する現地コーディネーターの山崎氏はゴール準備のため、一足先に骸骨洞近くの駐車場に車を止めた。

　そこで「普段では絶対に行わない行動」を寺島・山崎両氏がとってしまう。いつもなら必ずどちらかが見張りをしているところ、今回はゴールの準備で同じ時間に車を離れてしまい、山崎氏が駐車場に戻ると「ガラスが割られた無残な姿のサポートカー」が停まっていた。犬の散歩でたまたま近くにいた男性が犯行の様子を目撃しており「白いボロボロの車に乗った男性3人が犯人」とスタッフに説明。逃走車のナンバーを覚えており、すぐに警察へと通報した。

　その後、寛平を1人ホテルへと残しスタッフ3人は警察で事情聴取を受け、指紋を採取されたという。犯人逮捕まで二転三転あったものの、現地警察も「同じ犯行を何度も繰り返していて、目をつけていた」とかねてよりマークしていたことから、犯行グループを特定。ほどなくして犯人は捕まり、一部売り払われた盗難品も回収して破損なく無事戻ってくるなど、被害はサポートカーだけにとどまった。

　事の顛末を詳細に綴ったブログでは、最後に「現場は現場の出来る範囲で事件、事故の起こらないように注意を払っています。（とは言え起こってしまいましたが、、、）今後はより一層注意して寛平さんのサポート＆アースマラソンを進めて行きます」と兜の緒を締め直したと綴っている。


　間寛平