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　警視庁が覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで逮捕状を取っていた女優の酒井法子容疑者が8日夜、東京都内の警視庁富坂庁舎に出頭、同容疑で逮捕されたことについて、所属事務所サンミュージック関係者が同日会見を行い、同社社長・相澤正久氏名義の声明を発表した。当初は社長・相澤正久氏が出席するという情報もあったことから現場は混乱。また、酒井容疑者に対し事務所としての処分などのコメントはなかった。

　午後10時過ぎ、集まった報道陣に対し事務所関係者は「今後、どう対応をとるのか発表します」とアナウンス。その後「社長は（会見に）出席せず、コメントを発表します」としたことから、看板タレントの一大事に「何故社長が姿を見せないのか？」といった声が飛び交った。

　午後10時40分頃、富岡弘明・制作部長が会見に応じ相澤社長の声名を発表。「この度は大変お騒がせし申し訳ございません。本日、酒井法子が自ら出頭したという報道を聞き、最悪の事態は避けられました。これからは警察の取調べに包み隠さず正直にすべてを話して欲しいと思います。関係者の皆様、ファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます」という短いコメント。

　その後、多くの質問が出たものの「会見が必要な場合、必ず開かせて頂きます」の一点張りで、開始数分で会見を打ち切り。集まったおよそ60名の報道陣からは「今後、いつ会見をやるのか」などといった質問も飛んだが「我々も警察の発表をテレビなどの報道を通して知るのみの状況です」。結局、翌朝に相澤社長が会見をやるということが発表されたのみで、他の質問には一切答えがなかった。