テレビ朝日系の深夜バラエティー『日曜芸人』にレギュラー出演するアンタッチャブルの山崎弘也（37）、バカリズム（37）、オードリーの若林正恭（34）が15日、東京・六本木の同局で取材に応じた。同い年の山崎、バカリズムが、芸人としても後輩の若林に対して「隔たりを感じていた。どう接してあげたらいいものか。モノを斜めから見る人だし…俺たち古いタイプだからさぁ」とぶっちゃけると、若林は「そんなふうに思っていたの」と顔をひきつらせて肩を落とす場面があった。

　昨年4月にスタートし、憂鬱（ゆううつ）な気分になりがちな日曜日の夜をポジティブに変えるものをゲストがプレゼンテーションしていく番組。高級フレンチを食べに行ったり、ラクロスをしたり、MC3人のややちぐはぐな掛け合いも好評で、視聴率も好調だ。

　若林は番組スタート当初「天才2人についていけるか、なじめるか不安だった」と打ち明け、「一回、3人で飯食いに行きたいな」と親睦を深めようと歩み寄ると、山崎に「飯で詰まる距離じゃない」とバッサリ。

　バカリズムと若林は何度も食事に行く仲だというが、一緒にそばを食べたというバカリズムにも「僕が必死に距離を詰めようと思って。架け橋になりたい」とあしらわれた若林は「そういう意味のそば？」と絶句。番組の収録かと思うほど山崎とバカリズムが若林をいじって周囲を笑わせた。

　絶妙なコンビネーションの3人に、新たなレギュラーが加わるとしたら？との問いに、山崎はオリエンタルラジオの藤森慎吾（29）や若林の相方・春日俊彰（33）の名前をさらっと出すなどポジティブに応答。若林は藤森やNON STYLEの井上裕介ら年下の加入を希望していた。

　同番組を収録した初のDVD第1巻〜第3巻（各2枚組）が2月20日に発売される。