写真家の蜷川実花がアドビ システムズの新製品を使用した電子書籍を制作することになり24日、都内で行われた新製品発表イベントに出席した。蜷川は、モデルでアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅとスペシャルプロジェクトでタッグを組み、新感覚の東京体験型アプリを表現。「きゃりーちゃんは今の東京を表現するのにぴったりなポップなアイコン」と再タッグを喜び、きゃりーも「蜷川さんの作品は写真に吸い込まれるようで、色も鮮やかで大好き。また一緒にお仕事ができてすごく光栄です」と期待を寄せた。

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　今年創立20周年を迎えるアドビ システムズは最新クリエイティブツール＆サービス『Adobe Creative Cloud ＆ Adobe Creative Suite 6』を発表。蜷川が手掛ける『蜷川＜TOKYO＞MAP（仮）』は同社の電子出版ソリューション『Adobe Digital Publishing Suite』を使用し、電子書籍アプリとして夏に配信予定。東京という街を舞台に2人が独自の視点で撮影・編集し、その映像とマップデータを連動させた観光ガイドにもなる地図アプリ機能が搭載される。

　蜷川は「新しいことをやり始めるときはいつもわくわくして、そういうときは絶対いいものができる」と笑顔を見せ、「日本に来て『どこに行ったらいいんだろう』、『今、何が見られるのか』っていうのを知りたい人に届くものができたら、と大きいことを思っています」と自信を見せた。さらに、「東京のいろんなところで撮影してる私たちがいるかもしれません」と予告し、きゃりーも「作品として一緒に作り上げていくっていうのは楽しみだし、とてもわくわくしてます」と期待に胸を弾ませていた。