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最低平均視聴率ながら高評価、長谷川博己初主演ドラマ『鈴木先生』映画化決定

 俳優の長谷川博己の初主演ドラマとして、昨年4月より放送されていた『鈴木先生』(テレビ東京系)が映画化されることが決定した。昨年『鈴木先生』と『家政婦のミタ』に出演し、2011年の最低平均視聴率と最高平均視聴率を経験した長谷川だが、ギャラクシー賞を受賞するなど高い評価を受けていた『鈴木先生』の続編には兼ねてより意欲を見せており、「映画化の実現は嬉しいです。また同じスタッフ・キャストと共にいい作品にしたいと思います」と喜びを表した。

長谷川博己主演で映画化が決定した『鈴木先生』(C)武富健治/双葉社 (C)「鈴木先生」製作委員会

長谷川博己主演で映画化が決定した『鈴木先生』(C)武富健治/双葉社 (C)「鈴木先生」製作委員会

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 同作は、主人公の教師が独自の教育理論によって問題を解決していく様を描いた、リアルで大人も楽しめる学園ドラマ。劇場版では、テレビシリーズで取り上げられなかった衝撃の事件が発生する。2学期が始まり担任学級にも生徒会選挙と文化祭の季節が訪れ着々と準備が進む中、OBが学校に立て篭もり、小川が人質にとられるという事件が発生する。突如降りかかった最大の危機に、鈴木先生は、そして鈴木学級の生徒たちはどう立ち向かうのか。

 原作は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富健治の同名コミック。ドラマ放送時は、鈴木先生の常識を打ち破る考え方と次々に起こるリアルながらも衝撃的な事件に絶賛の声を受ける一方、困惑する視聴者も多く低視聴率(平均視聴率2.1%関東地区/ビデオリサーチ社調べ)に苦しんだ。しかし、回を重ねるごとに注目度は増し、放送界で優れた番組に贈られるギャラクシー賞2011年6月度月間賞と平成23年日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞のダブル受賞を果たすなど、話題作へと上り詰めた。

 主演の長谷川は、ドラマ『セカンド・バージン』で注目され、初主演ドラマとなる『鈴木先生』を経て『家政婦のミタ』で大ブレイク。現在はテレビドラマ『運命の人』『聖なる怪物たち』に出演し、2012年5月には蜷川幸雄演出による舞台『海辺のカフカ』も控えるなど大活躍。昨年は『鈴木先生』と『家政婦のミタ』で2011年の最低平均視聴率と最高平均視聴率を経験し、2012年エランドール賞新人賞、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞のダブル受賞という快挙を成し遂げている。

 映画『鈴木先生』は、来月上旬より撮影が始まり2012年の公開を予定している。

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  • 長谷川博己主演で映画化が決定した『鈴木先生』(C)武富健治/双葉社 (C)「鈴木先生」製作委員会
  • ドラマ『鈴木先生』より
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