今年6月からスタートした、モーニング娘。の田中れいなとともにバンド活動するメンバーを募るオーディション。募集後、審査が進められてきたが、最終審査を前にヴォーカリスト候補が「該当者なし」となり、再オーディションを実施することになった。今回、ヴォーカリストに加え、ギタリストも再募集。資格は前回同様15歳～22歳までの女子。合格者は、来年お正月のハロプロ公演でお披露目される予定だ。

　今年6月からスタートした「田中れいなとバンドやりたい女子メンバー大募集！」について、公式ホームページと、プロデューサー・つんく♂のブログで、再オーディションを実施することを1日、発表した。
　
　田中と一緒にバンド活動を行うヴォーカリストとギタリストを公募した今回のオーディション。書類審査なし、参加者全員面接の形で審査が行われ、その後、２次審査を進められてきたが、最終審査を前に「該当者なし」との判断となった。

　プロデューサー・つんく♂は、この判断について「ここは妥協することが出来ない為、このような結果になったことをお許しください」と訴えた。ただ、「該当者なし」はヴォーカリストのみで、ギタリストに関しては数名が最終審査まで進むことが決定している。

　ヴォーカリストの該当者がなかった理由について、つんく♂は、「すでにキャラも個性もある田中れいなと一緒に歌を歌っている姿を想像しながらのオーディションとなり、過去の他のものに比べハードルの高いものとなったのは事実です。
　中には素晴らしくルックスの良い方や、飛びぬけて歌の上手い方も
居ましたが、れいなの横で歌っている姿がイメージ出来ず、今回は該当者なしと判断させていただきました」と語る。

　単にルックスや技術だけでなく、声質やルックスなどいろんな面での、田中とのバランス感が、大きな審査基準となりそうだ。

　そして今回の再募集となったが、ヴォーカリストだけでなく、ギタリストも再募集する。応募資格は前回同様15歳～22歳までの女子。経験の有無に限らず、「田中れいなと共にバンドで日本から世界へ飛び立って行ってくれそうな才能を持った方にご参加いただきたく思います」(つんく♂)。
　
　前回は書類審査なしの全員面接だったが、今回は書類審査を実施。締切日は9月2日（日）。郵送の場合は8月31日（金）の消印有効。
審査日は、9月9日（日）東京
9月15･16･17日（土･日･月祝）札幌･仙台･東京･名古屋・大阪･福岡。
　詳細は今後、公式ホームページで発表される。
　
　二次審査は9月29日（土）に面談及び実技審査。最終面談及び実力審査は10月13日（土）を予定している。合格者決定後、つんく♂は、「正月のハロー!プロジェクトのコンサートで、このバンドのメンバーをぜひ紹介したい」と意欲を見せる。