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2012/06/05 15:16
AKB48が日本赤十字社のCMに「若々しいメンバーとの掛け合いに注目を」
日本赤十字社のオフィシャルメッセンジャーに就任した、アイドルグループ・AKB48による『赤十字を知ってほしい。もっと。』キャンペーンの記者発表会が4日、日本赤十字社看護大学 広尾キャンパス 広尾ホールで開催された。メンバーを代表して高橋みなみ、横山由依、加藤玲奈、入山杏奈が登壇し、「皆さんも自分たちに出来ることを始めたいという想いを忘れず、私たちと一緒に行動していただければ嬉しい」と広く呼びかけた。
昨年に引き続き、日本赤十字社オフィシャルメッセンジャーを務めるAKB48。4日からオンエアされる新CMは、先輩メンバーが後輩メンバーに日本赤十字のことを伝えていくというシチュエーションとなっており、高橋みなみも「去年よりも一回りも二回りも大きくなった自分たちや、新たに参加したチーム4の若々しいメンバーとの掛け合いも、注目していただければなあと思います」とPR。CMで高橋みなみと共演した加藤玲奈は、「(CMは)すごく緊張したんですけど、たかみなさんが優しくリードしてくださったので、安心してやることができました」と笑顔で振り返り、高橋は「ホントにわが子を見守るような気持ちで。隣にいてもホントに可愛らしくて」と目を細める。
この日は高橋と横山が救護服を着用して登場。CMで同じ救護服を着た加藤は「靴がすごく重くてびっくりしたんですけど、被災地で活動している方と同じもので、釘などが刺さらないように鉄が入っているということを知りました」と、赤十字の活動の一端について学んだよう。入山も「私と同世代の方々って赤十字について知らないことが多いと思うんですね。そういう方にも活動をたくさん知ってもらえたら嬉しいと思います」と語った。
CMで流れているのは、書き下ろしのキャンペーンソング「やさしさの地図」。歌唱で参加している横山は「“やさしさを心の地図にして 前に進もうぜ”という歌詞があるんですけど、私もやさしさを忘れずに、周りの人たちがもっともっと笑顔になれたらいいな、という気持ちを込めて歌わせていただきました」と歌に込めた想いを語った。また高橋は「やさしさというのはホントに大事だなと思っていて、人と接する時に、やさしさに満ち溢れていると、相手もやさしくなれると思うので。みんなであったかい気持ちでやさしく歌いました」と、メンバーの心を一つにして歌ったことを明かした。
日本赤十字で実際に働く人から技術的、精神的なレクチャーを受け、さまざまな知識を得たメンバー。キャンペーンタイトルの『赤十字を知ってほしい。もっと。』は本当に心からの想いであるようだ。横山は「小中学生から参加できる青少年赤十字もあることを知りました」、入山は「私はAEDの使い方を教えていただいて、私にでも人の命を救うことが出来るんだということを知りました。講習会には誰でも参加できるんです」、加藤は「500円玉一枚から赤十字を支えるメンバーになれるんです。500円ならお小遣いからでも出せるので、みんなに参加してほしいと思いました」、高橋は「義援金と活動資金の違いについて学ぶことが出来ました。義援金は全額被災された皆さまに届けられていて、そのほかの赤十字の救援物資、救護活動は日ごろから赤十字を支える方からの活動資金で進められてるんだと言うことを知って。一人でも多くの方に活動を支えていただければなと思いました」とそれぞれに訴えた。
最後に高橋は「私たちAKB48は歌やパフォーマンスを通して、たくさんの方に笑顔を届けたいという想いで活動をしていて、被災された皆さんを応援する、『誰かのためにプロジェクト』も続けています。苦しんでいる人を一人でも多く救いたい、笑顔を取り戻すまで寄り添い続けたいという日本赤十字の信念と、AKB48の志は一緒だと感じています。自分たちに出来ることを始めたいという想いは皆さんにも必ずあると思います。ぜひその想いは忘れずに、私たちと一緒に行動していただければ嬉しいなと思います」とメッセージを送った。