1日に放送されたドラマ『SPEC～翔～』のサトリ役で注目された、歌手で女優の真野恵里菜が、本日11日、21歳の誕生日を迎えた。10日夜にはイベント『PLATINUM ANNEXイベント～別冊“マノマニア”豪華版 前夜祭』を東京・TOKYO-FMホールで開催、つめかけたファンと、20歳最後の夜を盛り上がって過ごした。

　毎年、桜が満開になる頃、誕生日を迎える真野。この日の真野は、その桜のような、可憐な薄ピンクのドレス姿でステージに登場した。まずヒットシングル『元気者で行こう!』でスタート。続く、2ndアルバム収録曲の『Ambitious Girls』など、この日は元気なナンバーを中心に熱唱した。またBerryz工房の『恋はひっぱりだこ』もカバー。意外な一曲にファンは大きな盛り上がりを見せた。

　また、事前にファンから募集した真野への「大人のアドバイス」を真野本人が読み上げたほか、会場のファンからの直接のメッセージも。真野が感動する場面もあった。さらにサプライズで、同じハロー!プロジェクトの仲間、℃-uteの中島早貴からのメッセージが。「声のトーンを大人っぽくしたら雰囲気が変わるかも。でも今のままでいて!」と、コミカルながら温かいメッセージで真野を喜ばせた。

　そして「20歳、最後の曲です」と歌ったのは2ndアルバム収録曲の『Tomorrow』。スローバラードでしっとりと締めくくった。

　最後の曲を歌い終えた真野。誕生日まであと3時間あまりとなり「もう21歳になっちゃいます!」と、最後の20歳の時間をかみしめた。「15歳でこの世界に入ったんですが、中3の今頃、オーディションの結果を待っていた時期でした。その頃は自分がソロで歌手デビューして、女優の仕事もできて、誕生日の前夜にイベントでファンのみなさんから祝ってもらえているなんて、思いもしなかったです。本当に自分は幸せ者だと思います」と感慨深そうに語った。そして「この瞬間を大切に、あきらめることなく、地道に一歩一歩、みなさんと一緒に歩いていきたいです」とファンに誓った。

　真野は3rdアルバム『More Friends Over』をひっさげ、6/9の大阪からコンサートツアーをスタート。また28日から公開の映画『わが母の記』に出演するのに続き、8月には野島伸司脚本の舞台『ウサニ』に出演するなど女優活動も好調だ。