歌手・真野恵里菜が新曲『ドキドキベイビー／黄昏交差点』の発売記念イベント『マノソナタ～ドキドキ交差点☆黄昏の3月18日だよベイビー～』を、18日、東京・山野ホールで開催した。この日は真野がメジャーデビューして3周年の記念日。つめかけた多くのファンから祝福を受けた真野は思わず涙。「『真野恵里菜を応援していてよかった』と思ってもらえるように頑張ります!」とファンに決意を語った。

　真野がシングル『乙女の祈り』でデビューしたのが2009年3月18日。それから丸3年の記念日に開催されたこの日のイベントはお祝いムードにつつまれた。

　計3回行われたこの日のイベント。1回目ではお祝いのケーキが登場。そして2回目ではサプライズで、真野が女優デビューを果たした作品のプロデューサー、BS-TBS・丹羽多聞アンドリウ氏からのお祝いメッセージのテープが流された。

　ドラマのクランクアップや舞台の千秋楽などで、真野がいつも涙を流していたというエピソードを披露し「真野さんといえば、いつも泣いてるイメージがあります。頑張り屋で一生懸命なところはよく知っている。いつも頑張っていることが伝わってきます」と真野にエール。
「エッグ(研修生)時代からお芝居もしたいという気持ちがあった」という夢を実現させてくれた恩人からのメッセージに、真野の目からは思わず涙がこぼれた。

　女優としては今年夏、野島伸司脚本の舞台『ウサニ』でヒロインをつとめることが決定。「舞台のヒロインは夢でした」という真野だが、今年の夏は、恒例のハロー!プロジェクトの夏公演と、この舞台の同時進行になる。かなりハードな状況だが「1シーズンに、やりたかった仕事2つできるのが楽しみ」と前向きに話した。

　一方、歌手としては、28日に3rdアルバム『More Friends Over』をリリース。この日のイベントでも収録曲を披露した。不良生徒の心の内を歌った、シャ乱Qのカバー曲『熱血先生』では、「今までにない真野恵里菜を見ていただければ…」とアピール。また『バンザイ!　～人生はめっちゃワンダッホーッ!～』では、事前にtwitterなどで告知し、ファンにタオルを用意してもらい、真野とファン全員でタオルを回す振付を行い、場内が一体となった。

　また6月にはコンサートツアーを開催。東京、大阪に加え、今年は地元・神奈川公演も行う。「凱旋コンサートをできるのがうれしい。東京と大阪のコンサートとは内容が少し違うかもしれませんよ」とうれしそうに話した。

さらに最新ニュースとして、グアムで撮影した4冊目の写真集が、5月23日に発売されることも発表された。

歌、演技をはじめ、順調に歩を進める真野だが、「いろんな仕事をさせていただき、一歩一歩前に進んでいくことで、『遠くに行ってしまうのでは…』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、たくさんの仕事をさせていただいても、このファンイベントの場が私にとって帰ってこられる場所。一番素の私でいられる場所です」とファンに訴え、熱い声援を浴びた。

そして10枚目のシングル『My Days for You』の歌詞にちなみ、「『いつも見てくれてありがとう　これからもよろしくね』という気持ちです。『真野恵里菜を応援しています』って胸を張って言ってもらえるように頑張ります!」と感謝の気持ちをこめて伝えた。