NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、きょう23日放送の第24回が、中村勘九郎演じる金栗四三(かなくり・しそう)を主人公とした第1部の最終回となった。第25回以降も四三は登場するが、阿部サダヲ演じる田畑政治(たばた・まさじ)を中心とした物語に変わる。この節目に勘九郎がコメントを寄せた。
「振り返ると、初回からここまで『とにかく走っていたな』という感じです。常に走り続けている人でした。
多くの挫折を乗り越えた金栗さんですら関東大震災の現状に耐えきれず熊本に帰ってしまいましたが、そこで義母の幾江さんからの喝や家族の大きな愛で目覚め、本当の”いだてん”になりました。金栗さんには走ることしか無いから、みんなに元気や笑顔を取り戻すために走って、走って、走った。そこにすごく共感しました。
東日本大震災が起きた時、『こんな時に芝居をしていて良いのかな』とすごく思いましたが、『これしか自分たちには無い』『ここで今、来ているお客様たちに楽しんでいただければ、笑顔の輪が広がっていくのでは』と信じて、芝居を続けました。それが、金栗さんにとっては走ることだった。一緒だなと思いました。
第24回に治五郎さんが『ずーっと走っているな』とおっしゃっていましたが、ここが四三さんの面白いところで、第2部も時々顔を出しますが、やっぱり走っています(笑)。ドラマの中心は阿部さん演じる田畑政治に移りますが、金栗四三はこれからも走り続けていきます」
「振り返ると、初回からここまで『とにかく走っていたな』という感じです。常に走り続けている人でした。
多くの挫折を乗り越えた金栗さんですら関東大震災の現状に耐えきれず熊本に帰ってしまいましたが、そこで義母の幾江さんからの喝や家族の大きな愛で目覚め、本当の”いだてん”になりました。金栗さんには走ることしか無いから、みんなに元気や笑顔を取り戻すために走って、走って、走った。そこにすごく共感しました。
東日本大震災が起きた時、『こんな時に芝居をしていて良いのかな』とすごく思いましたが、『これしか自分たちには無い』『ここで今、来ているお客様たちに楽しんでいただければ、笑顔の輪が広がっていくのでは』と信じて、芝居を続けました。それが、金栗さんにとっては走ることだった。一緒だなと思いました。
第24回に治五郎さんが『ずーっと走っているな』とおっしゃっていましたが、ここが四三さんの面白いところで、第2部も時々顔を出しますが、やっぱり走っています(笑)。ドラマの中心は阿部さん演じる田畑政治に移りますが、金栗四三はこれからも走り続けていきます」
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2019/06/23