昨年公開された『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞など数々の賞を受賞した、女優でモデルの南沙良(16)が、来年春に全国で公開予定の最新作『もみの家』で主演を務めることが25日、明らかになった。
本作は、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”を舞台に、南の実年齢と同じ16歳の、心に悩みを抱え不登校になってしまった主人公・本田彩花(ほんだ・あやか)の1年を描く。周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、息苦しい時間を過ごしていた彩花が、少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく姿が描かれる。
南は、不登校になって半年、心配する母親に促され俯(うつむ)きながらも“もみの家”にやってくる、主人公の彩花を演じる。“もみの家”での出会いや経験を通し、めぐる季節と共に成長していく、等身大の姿を演じる。
“もみの家”の経営者であり大黒柱の佐藤泰利を緒形直人、泰利の妻・恵は田中美里が演じ、監督は『真白の恋』で鮮烈なデビューを果たした坂本欣弘氏、脚本は北川亜矢子氏が務める。
南は初めて本作の脚本を読んだ時「その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました」と回顧。現在も、監督が生まれ育った富山でロケは行われ、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様が1年を通し撮影されており、「自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました」と、撮影を通し自身の成長も感じているようだ。
コメントは以下のとおり
【南沙良】
「初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています」
本作は、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”を舞台に、南の実年齢と同じ16歳の、心に悩みを抱え不登校になってしまった主人公・本田彩花(ほんだ・あやか)の1年を描く。周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、息苦しい時間を過ごしていた彩花が、少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく姿が描かれる。
南は、不登校になって半年、心配する母親に促され俯(うつむ)きながらも“もみの家”にやってくる、主人公の彩花を演じる。“もみの家”での出会いや経験を通し、めぐる季節と共に成長していく、等身大の姿を演じる。
“もみの家”の経営者であり大黒柱の佐藤泰利を緒形直人、泰利の妻・恵は田中美里が演じ、監督は『真白の恋』で鮮烈なデビューを果たした坂本欣弘氏、脚本は北川亜矢子氏が務める。
南は初めて本作の脚本を読んだ時「その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました」と回顧。現在も、監督が生まれ育った富山でロケは行われ、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様が1年を通し撮影されており、「自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました」と、撮影を通し自身の成長も感じているようだ。
コメントは以下のとおり
【南沙良】
「初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています」
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2019/03/26