日本テレビは14日、都内の同局内で2019年4月期番組改編説明会を行った。平日ベルト番組の強化として朝の情報番組『ZIP！』（月〜金 前5：50〜8：00）をポイントに挙げ、全コーナーを改革し、終了する同番組内のコーナー『MOCO’Sキッチン』に感謝した。

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　同番組は4月から“15秒に1つの情報”をテーマに【今日シェア（会話）したくなる】を合言葉に3つのキーワードで改革。1つ目は伝え手の顔が見える、2つ目は全国津々浦々の今を伝える、3つ目はラグビーワールドカップ／東京オリンピック・パラリンピックとした。

　新展開として解説者、専属気象予報士ら新メンバーの投入や、毎週決められた都道府県で“絶品”朝ごはんを1日1品紹介するなどを予定。こうした指針の元、放送時間の全コーナーを改革する。

　総合司会の川島海荷、金曜メインパーソナリティーの鈴木杏樹、アドリブ満載の料理コーナー『MOCO’Sキッチン』で数々の逸品を披露してきた速水もこみちが3月で番組を卒業がすでに発表された。

　編成部長・岡部智洋氏は『MOCO’Sキッチン』終了の理由について「番組の枠ではないので、編成がどうこうというところではない」としながらも「2011年に『ZIP！』ができたときから8年にわたって『ZIP！』といえば『MOCO’Sキッチン』というブランディングにもつなげていただいた。朝の8時手前のところに、いろいろな方に多くのことをお伝えできたコーナー」と感謝。「昨年10月、今年4月と『ZIP！』を新たにしていくという中でコーナーとしては終了」と断腸の思いだったことを明かした。