タワーレコードは1日、新宿店10階をリニューアルし、アナログ盤レコード専門店『TOWER VINYL SHINJUKU』（タワーヴァイナルシンジュク）を3月21日にオープンさせることを発表した。アナログからCDに移行して以来、タワーレコードがアナログ専門店を出店するのは初となる。

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　タワーレコード新宿店は、JR新宿駅東南口の目の前にあるファッションビル「フラッグス」7〜10階に出店しているが、10階のクラシックフロアを9階の洋楽CDフロアへ統合。3月16日〜20日の間、9・10階を閉館して改装し、10階に「TOWER VINYL SHINJUKU」をオープンさせる。

　アナログ人気再燃に伴い、売り場面積約170坪には中古アナログ約4万枚、新品アナログ約3万枚の計7万枚（クラシックを除くオールジャンル）の在庫を取りそろえる。中古盤はロックやソウルを中心に、定番はもちろんのことバイヤーが海外で直接買い付けた希少品も。新品は新作・再発・限定盤など幅広い品ぞろえで、中でも輸入盤、洋邦問わずインディーズを強化する。

　ガラス張りの開放感あふれる店内では、大型のヴィンテージスピーカーによるアナログサウンドを聴きながら買い物を楽しめる。フロアにはPOP UP SHOP スペースやインストアイベントスペースもあり、限定レコードの販売やさまざまなイベント・催事を企画し、実施する予定。

　タワーレコード広報は「タワーレコード新宿店は、渋谷店に次ぐタワーレコードの旗艦店として、『敷居は低く奥が深い』をコンセプトに、CD、アナログ盤を合わせ、邦楽、洋楽ともに在庫量を約3万枚増やすことで、レコードマニアはもちろん、レコードに興味を持ち始めた人、さらにはすべての音楽ファンの方に、音楽を探す、音楽と出会う、音楽を体験することをお楽しみいただける、新しい音楽空間を提案していきます」としている。