『第42回日本アカデミー賞』の授賞式が1日、都内で開催され、俳優・松坂桃李(30)が映画『孤狼の血』(白石和彌監督)で最優秀助演男優賞を受賞した。「財産のような、そんな作品になりました。本当にうれしいです」と目を潤ませながら、喜びを語った。
同作は、柚月裕子氏の小説を映画化。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、すさまじい抗争を起こしている暴力団と彼らを追う刑事たちが描かれている。
名前が呼ばれると、白石監督や主演の役所広司とガッチリと握手をかわし壇上へ。20代の半ばから、色々な役に挑戦したいとマネージャーと相談しており、白石監督の『凶悪』(13年)を観て「ぜひ出たいということを言っていました」と打ち明けた。『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)で白石監督の作品に初参加し「本当に刺激になりました」と成長を実感。続けて「短いスパンで『孤狼の血』に呼んでくださって、今回、スタッフさん、キャストのみなさん含め、一緒に喜びをわかちあえるのは最高の時間です」と笑顔を見せていた。
司会を務めた西田敏行は「本当にね、すごい。いろんな色を持ち始めたというか、国民的な俳優になりつつある」と絶賛。白石監督も「いつも想像を超える芝居をしてくれるんで、心強い役者さんです」と話していた。
優秀助演男優賞はそのほか、岸部一徳/『北の桜守』、ディーン・フジオカ/『空飛ぶタイヤ』、西島秀俊/『散り椿』、二宮和也/『検察側の罪人』が受賞した。
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『第42回日本アカデミー賞』授賞式(全175枚)
同作は、柚月裕子氏の小説を映画化。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、すさまじい抗争を起こしている暴力団と彼らを追う刑事たちが描かれている。
名前が呼ばれると、白石監督や主演の役所広司とガッチリと握手をかわし壇上へ。20代の半ばから、色々な役に挑戦したいとマネージャーと相談しており、白石監督の『凶悪』(13年)を観て「ぜひ出たいということを言っていました」と打ち明けた。『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)で白石監督の作品に初参加し「本当に刺激になりました」と成長を実感。続けて「短いスパンで『孤狼の血』に呼んでくださって、今回、スタッフさん、キャストのみなさん含め、一緒に喜びをわかちあえるのは最高の時間です」と笑顔を見せていた。
司会を務めた西田敏行は「本当にね、すごい。いろんな色を持ち始めたというか、国民的な俳優になりつつある」と絶賛。白石監督も「いつも想像を超える芝居をしてくれるんで、心強い役者さんです」と話していた。
優秀助演男優賞はそのほか、岸部一徳/『北の桜守』、ディーン・フジオカ/『空飛ぶタイヤ』、西島秀俊/『散り椿』、二宮和也/『検察側の罪人』が受賞した。
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2019/03/01