秋葉原の人気メイドカフェ「＠ほぉ〜むカフェ」のメイド68人が1日、東京・後楽園ホールに集結し、『＠ほぉ〜むカフェ大運動会』が開催された。

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　「＠ほぉ〜むカフェ」は秋葉原に6店舗を展開し、年間累計来場者50万人というメイドカフェの代名詞的存在。そんな同店の中で今回、初めてとなる運動会が開催された。現在約300人のメイドが所属しており、運動会には体力測定の予選を通過した各店舗10人、計60人のメイドと、会場での物販や競技のアシスタントを担当する「＠ほぉ〜むガールズ」の合計68人が参加した。

　「＠ほぉ〜むカフェ」のレジェンドメイドであり、日本のメイド界でもレジェンドである「hitomi」がMCとして進行を担当。開会式ではスーパープレミアムメイドとして給仕している人気メイドのchimuが選手宣誓を務め、さらには国歌斉唱ならぬ“校歌斉唱”として代表曲である「永遠メイド主義」を出場する全メイド68人とhitomiの計69人で披露した。現役メイド69人という史上最大のスケールでのパフォーマンスに「ご主人様・お嬢様」と呼ばれている観客300人が詰め掛けた会場は総立ちで盛り上がった。

　運動会の競技は「ぴょんぴょん大縄跳び」、「ご提供レース」、「ポカポンゲーム対決」、「ご主人様お迎えレース」、「ガチンコ綱引き」、「カチューシャリレー」の6種目。「大縄跳び」では事前の予想を上回り、各店舗が巧みなジャンプを見せハイレベルな戦いが展開された。「ご提供レース」では障害物に苦しみながらもゴールで待つご主人様に運動会定番の「パン」を届けた。途中には「＠ほぉ〜むカフェ」の現役メイドにより結成されたアイドルユニット「あっとせぶんてぃーん」と「Rev:robe」（レブローブ）がミニライブも行った。

　普段はメイド服で給仕をしているメイドたちだが、この日は6色のチームカラーに分かれたユニフォームをまとって、普段の様子とは違った一面を見せた。“ガチ”な勝負が繰り広げられた結果、最終的にはドンキ店（秋葉原ドン・キホーテ5F）が見事優勝を果たした。

　「＠ほぉ〜むカフェ」は2004年に創業し今年で15周年を迎える老舗のメイドカフェ。2005年にはユーキャン新語流行語大賞を「萌え」で受賞し、秋葉原カルチャーを代表する存在となっている。