ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

ヒットメーカー・野木亜紀子、『アンナチュラル』で2度目の年間「脚本賞」受賞【2018 年間ドラマ賞】

 オリコンのエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が2018年の年間大賞を発表。「脚本賞」は、石原さとみ主演の金曜ドラマ『アンナチュラル』(18年1月期)を手がけた野木亜紀子が受賞した。野木による年間大賞の受賞は、TBS系『重版出来!』、『逃げるは恥だが役に立つ』を手がけた16年に続き2度目。前回はともに人気漫画原作の実写化作品だったが、今回は満を持してオリジナル脚本の作品での受賞となった。

金曜ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)を手がけた野木亜紀子が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』脚本賞を受賞 (C)TBS

金曜ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)を手がけた野木亜紀子が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』脚本賞を受賞 (C)TBS

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同ドラマは、1話完結の法医学ミステリーでありながら、全編を通して1つの連続殺人事件の謎について描いた骨太な作品。一般的に馴染みのない法医学を描くことだけでも骨が折れそうだが、野木はさらにさまざまな社会問題を巧みに取り入れ、現代感もしっかりと演出した。

「死」という重いテーマを扱いながらも、ユーモアたっぷりの会話劇や魅力的な登場キャラクターの存在などによって、作品全体の空気感は実に明るくポップ。これだけの要素を盛り込みながらも一切散漫に感じないという、彼女の構成能力の高さ、底知れぬポテンシャルが審査員の評価を集め、審査会ではほぼ満場一致での決定となった。なお、野木の受賞コメントは以下のとおり。

◆脚本賞:野木亜紀

 優れた演出家チーム、スタッフ、素敵なキャストの皆さんに恵まれて、それぞれが最大の力を発揮した結果、とても良い形で完成品をお届けすることができたと思っています。取材など大変なことの連続でしたが、こんなふうに賞をいただくことができて非常に嬉しいです。放送終了から1年が経ちますが、いまだに登場人物の一人一人を視聴者の皆さんに愛していただき、作品に関わった全員が喜んでいると思います。ありがとうございました。

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは
オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。


【「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018」特集】
作品賞の『おっさんずラブ』ほか全7部門の結果&受賞者コメント
石原さとみら、受賞者の撮り下ろしフォトギャラリー

【プレイバック!「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」】
歴代の受賞結果 一覧
綾瀬はるかに波瑠、菜々緒…歴代受賞者の撮り下ろしフォトギャラリー

関連写真

  • 金曜ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)を手がけた野木亜紀子が『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』脚本賞を受賞 (C)TBS
  • 『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』に輝いた、TBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』より (C)TBS

提供元:CONFIDENCE

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索