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『dele』山田孝之&菅田将暉が「主演男優賞」受賞 「いまこの時代にやるべきドラマだった」【2018 年間ドラマ賞】

 オリコンのエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が2018年の年間大賞を発表。「主演男優賞」は、作家・金城一紀氏とKADOKAWA による“作家と映像メディアをつなぐ”プロジェクト「PAGETURNER」から誕生した意欲作『dele』で、W主演を務めた山田孝之菅田将暉が受賞した。

金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)の演技が評価され、「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018」主演男優賞を受賞した山田孝之(左)と菅田将暉 ※菅田の撮影は中野修也(TRON)(C)JUNON

金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)の演技が評価され、「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018」主演男優賞を受賞した山田孝之(左)と菅田将暉 ※菅田の撮影は中野修也(TRON)(C)JUNON

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 人気作家・本多孝好氏が原案&初めて脚本を手がけた本作は、現代ならではの問題といえる「デジタル遺品」をテーマとした一話完結の物語。依頼人の死後、不都合なデジタル記録を抹消する秘密裏の仕事を請け負う主人公バディが、任務を遂行しようとするたび、さまざまな問題に巻き込まれていくスリリングなストーリーが展開された。

 山田は、難病のため車いす生活を余儀なくされた理論派の司令塔・坂上圭司役を、対して菅田は人懐っこい性格やフットワークの軽さを武器に目的地に潜入する現場担当・真柴祐太郎役を務め、山田は「静」、菅田は「動」と、それぞれ相反するキャラクターを魅力的に演じた。共に個性派であるがゆえの懸念もあったと思うが、両者さすがの立ち回りでシナジー効果を生み、圧倒的な見応えのある作品を視聴者に提供した。なお、2人の受賞コメントは以下のとおり。

◆山田孝之
 菅田将暉とのW主演だったので受賞することができました。菅田将暉の人気に感謝です。ありがとう菅田将暉。

◆菅田将暉
 題材やテーマが、いまこの時代にやるべきドラマだったと思いますし、面白いドラマだと自信をもって作っていました。たしかに放送中も反響はすごかったんですけど、昨年はドラマ全体がすごく盛り上がっていた印象があり、話題作がたくさんあるなかで、『dele』がみなさんの記憶に残っていることが本当にうれしいです。山田孝之さんと初めてがっつり組ませていただいて、しかもそれが連ドラというのがすごくレアでした。僕にとってとてもぜいたくな記念すべき作品です。

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは
オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者による審査会で決定する。年間大賞については、19年1月11日の審査会で有識者投票によって7部門を決定。


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  • 金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』より (C)テレビ朝日
  • 金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』より (C)テレビ朝日

提供元:CONFIDENCE

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