『第61回ブルーリボン賞』で助演女優賞を受賞した女優の松岡茉優(23)が6日、東京・イイノホールで行われた授賞式に出席。司会を務めた俳優の阿部サダヲが主演する放送中のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)への出演を直訴した。
『万引き家族』では疑似家族の1人を、『ちはやふる−結び−』では最強のかるたクイーンを好演したことが評価されての受賞となった。『万引き家族』では昨年、死去した樹木希林さん(享年75)と共演。
「印象的だったのは『あなたはなんで、この家にいるの?』とずっとおっしゃっていた」と振り返る。ただ、撮影を通じて「言葉で言っていただいたわけではないので想像になるんですけど、その場にいることを認めてもらえたような空気がしていた」と感謝の思いを口にしていた。
同賞は在京スポーツ7紙の映画担当記者が受賞者を決める。今年度、多くの賞を獲得している松岡は「どの賞も特別で大切な思いではあるんですが」と前置きしつつ「このブルーリボン賞さんは、記者さんが実際に現場に行ったり、俳優と直接会って話したことがある方が選んでくれる賞。たぶん、すごく嫌いな人には入れないと思うので、ということは少し認めてもらったり、好かれていたりするのかな」としみじみ。
ただ、続けて「これからも取材に来てくださる記者さんにフルサービスをしていくと、もしかしたら主演女優賞なんかいただけたりするのかしら」とニヤリ。「みなさん、これからも、どうぞよろしくお願いいたします」とちゃめっ気たっぷりにスピーチを締めくくり、阿部は「そういう、あいさつがあるんですね」と苦笑いだった。
そして話題は『いだてん』に。宮藤官九郎氏が脚本を務めているほか、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)のキャストが多数、出演する。
ユーキャンのCMについてイジられると、松岡は「字がうまくなったあかつきには『いだてん』にも挑戦したい」と突然、阿部に出演を直訴。続けて「困ったことに『あまちゃん』ファミリー集結的な匂いがしている。私、一応『あまちゃん』出身でして…。この前、第2弾キャスト発表のときにいなかった。『第何弾キャストですか』とプロデューサーさんにメールしたんです。そしたら『第10弾だ』と。『それは明智光秀が始まってますね』(と返した)」とまくしたてた。
そして阿部に対して「(出演できる場所は)どこかありますか? 毎週、楽しみに見ています…」と直接交渉。「俺に聞く?」と言っていた阿部だったが、あまりの熱気に「やっぱりうまいな…。松岡さんにいい役ありますか?と言ってみます」と押し負け、会場は笑いに包まれた。
『第61回ブルーリボン賞』受賞者、作品は以下の通り。
■作品賞:『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)
■監督賞:白石和彌監督/『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー/32』
■主演男優賞:舘ひろし/『終わった人』
■主演女優賞:門脇麦/『止められるか、俺たちを』
■助演男優賞:松坂桃李/『孤狼の血』
■助演女優賞:松岡茉優/『万引き家族』『ちはやふる−結び−』
■新人賞:南沙良/『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
■外国作品賞:『ボヘミアン・ラプソディ』
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『万引き家族』では疑似家族の1人を、『ちはやふる−結び−』では最強のかるたクイーンを好演したことが評価されての受賞となった。『万引き家族』では昨年、死去した樹木希林さん(享年75)と共演。
「印象的だったのは『あなたはなんで、この家にいるの?』とずっとおっしゃっていた」と振り返る。ただ、撮影を通じて「言葉で言っていただいたわけではないので想像になるんですけど、その場にいることを認めてもらえたような空気がしていた」と感謝の思いを口にしていた。
同賞は在京スポーツ7紙の映画担当記者が受賞者を決める。今年度、多くの賞を獲得している松岡は「どの賞も特別で大切な思いではあるんですが」と前置きしつつ「このブルーリボン賞さんは、記者さんが実際に現場に行ったり、俳優と直接会って話したことがある方が選んでくれる賞。たぶん、すごく嫌いな人には入れないと思うので、ということは少し認めてもらったり、好かれていたりするのかな」としみじみ。
ただ、続けて「これからも取材に来てくださる記者さんにフルサービスをしていくと、もしかしたら主演女優賞なんかいただけたりするのかしら」とニヤリ。「みなさん、これからも、どうぞよろしくお願いいたします」とちゃめっ気たっぷりにスピーチを締めくくり、阿部は「そういう、あいさつがあるんですね」と苦笑いだった。
そして話題は『いだてん』に。宮藤官九郎氏が脚本を務めているほか、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)のキャストが多数、出演する。
ユーキャンのCMについてイジられると、松岡は「字がうまくなったあかつきには『いだてん』にも挑戦したい」と突然、阿部に出演を直訴。続けて「困ったことに『あまちゃん』ファミリー集結的な匂いがしている。私、一応『あまちゃん』出身でして…。この前、第2弾キャスト発表のときにいなかった。『第何弾キャストですか』とプロデューサーさんにメールしたんです。そしたら『第10弾だ』と。『それは明智光秀が始まってますね』(と返した)」とまくしたてた。
そして阿部に対して「(出演できる場所は)どこかありますか? 毎週、楽しみに見ています…」と直接交渉。「俺に聞く?」と言っていた阿部だったが、あまりの熱気に「やっぱりうまいな…。松岡さんにいい役ありますか?と言ってみます」と押し負け、会場は笑いに包まれた。
『第61回ブルーリボン賞』受賞者、作品は以下の通り。
■作品賞:『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)
■監督賞:白石和彌監督/『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー/32』
■主演男優賞:舘ひろし/『終わった人』
■主演女優賞:門脇麦/『止められるか、俺たちを』
■助演男優賞:松坂桃李/『孤狼の血』
■助演女優賞:松岡茉優/『万引き家族』『ちはやふる−結び−』
■新人賞:南沙良/『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
■外国作品賞:『ボヘミアン・ラプソディ』
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2019/02/06