『第61回ブルーリボン賞』で主演男優賞を受賞した舘ひろしが6日、東京・イイノホールで行われた授賞式に出席。2007年に放送されたドラマ『パパとムスメの7日間』で共演し、この日、司会を務めた新垣結衣から「パパ」と呼ばれ、久々の“親子”の時間を堪能し、終始笑顔を見せていた。

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　新垣は舘について「ジェントルマンでかっこいい」と話しつつも「情けない顔を見せるのが好き」といい、冴えない表情を演技で見せる舘の姿にほれぼれ。さらに当時のインタビューで「僕の俳優人生は終わったと言っていたけど、11年たちました」と、変わらず第一線で活躍する姿を喜んでいた。

　同じく司会を務めた阿部サダヲからは「役者でうわさになっていることがある」とし「現場に裸でバスローブで入るんですか」と質問。「どうせ着替えなきゃいけないんだから、バスローブで、シャワーすっと浴びてね」と返し、「かっこいい」と阿部は絶賛。さらに新垣が「トースターを持ってくる。『結衣、パン食べるか』と言われて一緒に食べました」と打ち明け、思い出話に花を咲かせていた。

　久しぶりに会った舘と新垣とは舞台裏でハグをして再会を喜んだことを明かし、ステージ上でも再びハグ。この日、一番の拍手を受けて親子の時間を過ごし、阿部は「『結衣』が自然」と、2人の仲の良さを実感していた。

『第61回ブルーリボン賞』受賞者、作品は以下の通り。

■作品賞：『カメラを止めるな！』（上田慎一郎監督）
■監督賞：白石和彌監督／『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー／32』
■主演男優賞：舘ひろし／『終わった人』
■主演女優賞：門脇麦／『止められるか、俺たちを』
■助演男優賞：松坂桃李／『孤狼の血』
■助演女優賞：松岡茉優／『万引き家族』『ちはやふる−結び−』
■新人賞：南沙良／『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
■外国作品賞：『ボヘミアン・ラプソディ』

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