『天地明察』や『マルドゥック・スクランブル』などのベストセラー作家・冲方丁(うぶかた・とう)原作で実写映画化される『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)で、キャストが唯一明らかになっていなかった“4番 リョウコ”を女優・橋本環奈が演じることが23日、わかった。
物語の主人公は、集団安楽死をするために集結した12人の未成年。彼らの目の前に現れた、ルール違反の13人目のまだ生あたたかい死体によって、ミッション達成が崩壊しだす。むき出しになる12人の死にたい理由と、同時進行する犯人捜しへの追及。リアルタイム型・密室ゲームのサスペンスが描かれ、監督はドラマ『池袋ウエストゲートパーク』をはじめ『SPEC』シリーズ、『イニシエーション・ラブ』を手がけた堤幸彦氏が務める。
9月に映画化が公表された時は“今いちばん旬な若手スターたちが集結しているということ”のみでキャスト陣は明かされなかった。そして先月、今年多数の映画に出演した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜の“若手オールスター”5人と、オーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗の6人のあわせて11人が発表されたが、『4番・リョウコ(=芸名:秋川莉胡)』だけキャストが伏せられたままだった。
橋本が演じるリョウコは、自らを“大人たちに作られた虚像”と信じて葛藤を抱える人気女優という役柄。橋本は「ここで私だって発表されてがっかりされたらつらいし、いろいろ考えました」といい「『4番誰?』とSNSでも盛り上がって、それがすごくうれしかった」とコメントしている。
■橋本環奈への一問一答
――他の皆さんが発表されてから本日までどのような気持ちでお過ごしになられましたか。
緊張しました。逆にここで私だって発表されてがっかりされたらつらいし…、いろいろ考えました。こういう出し方をしたことによって、「4番誰??」っていうことで、SNSでも盛り上がっていただいたみたいで、それがすごくうれしくて。
――普段から注目されている橋本さんと、今回演じられた役は少し似通っているところがあると思うのですが、台本を読んで感じられた印象を教えてください。
4番のリョウコの役は、大人に囲まれて、言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。映画の中では、やっぱり女優っていうお仕事であったりとか、“秋川莉胡”としての見せ方として、やっぱり“秋川莉胡”のイメージが先行しちゃうっていうのもあると思うので、そういった悩みであったりをリョウコ自身は抱えていたんだろうなっていうことを深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします。
――最近の『銀魂』や『今日から俺は!!』のような、橋本さんの女優としての新しい魅力、コメディエンヌとしての一面も最近は注目されていますが、今回は一転、シリアスな役ですね。シリアスな役を演じるにあたってご準備されたことはありますか。
素を出さないことですかね(笑)っていうのも違うんですけど。ここに集まってる人たちは、子どもたちはみんな、死が終わりじゃないって思っていると思うんですね。そういった題材のシリアスなものだったので、私自身も死について考えるというよりは、人生について考えるきっかけになった作品だなと思います。
――同世代の俳優、女優さん方による白熱の演技合戦も本作見どころの一つですが、共演者から刺激をうけられたことはありますか。
めちゃめちゃ刺激受けました。ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)。たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
物語の主人公は、集団安楽死をするために集結した12人の未成年。彼らの目の前に現れた、ルール違反の13人目のまだ生あたたかい死体によって、ミッション達成が崩壊しだす。むき出しになる12人の死にたい理由と、同時進行する犯人捜しへの追及。リアルタイム型・密室ゲームのサスペンスが描かれ、監督はドラマ『池袋ウエストゲートパーク』をはじめ『SPEC』シリーズ、『イニシエーション・ラブ』を手がけた堤幸彦氏が務める。
9月に映画化が公表された時は“今いちばん旬な若手スターたちが集結しているということ”のみでキャスト陣は明かされなかった。そして先月、今年多数の映画に出演した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜の“若手オールスター”5人と、オーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗の6人のあわせて11人が発表されたが、『4番・リョウコ(=芸名:秋川莉胡)』だけキャストが伏せられたままだった。
橋本が演じるリョウコは、自らを“大人たちに作られた虚像”と信じて葛藤を抱える人気女優という役柄。橋本は「ここで私だって発表されてがっかりされたらつらいし、いろいろ考えました」といい「『4番誰?』とSNSでも盛り上がって、それがすごくうれしかった」とコメントしている。
■橋本環奈への一問一答
――他の皆さんが発表されてから本日までどのような気持ちでお過ごしになられましたか。
緊張しました。逆にここで私だって発表されてがっかりされたらつらいし…、いろいろ考えました。こういう出し方をしたことによって、「4番誰??」っていうことで、SNSでも盛り上がっていただいたみたいで、それがすごくうれしくて。
――普段から注目されている橋本さんと、今回演じられた役は少し似通っているところがあると思うのですが、台本を読んで感じられた印象を教えてください。
4番のリョウコの役は、大人に囲まれて、言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。映画の中では、やっぱり女優っていうお仕事であったりとか、“秋川莉胡”としての見せ方として、やっぱり“秋川莉胡”のイメージが先行しちゃうっていうのもあると思うので、そういった悩みであったりをリョウコ自身は抱えていたんだろうなっていうことを深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします。
――最近の『銀魂』や『今日から俺は!!』のような、橋本さんの女優としての新しい魅力、コメディエンヌとしての一面も最近は注目されていますが、今回は一転、シリアスな役ですね。シリアスな役を演じるにあたってご準備されたことはありますか。
素を出さないことですかね(笑)っていうのも違うんですけど。ここに集まってる人たちは、子どもたちはみんな、死が終わりじゃないって思っていると思うんですね。そういった題材のシリアスなものだったので、私自身も死について考えるというよりは、人生について考えるきっかけになった作品だなと思います。
――同世代の俳優、女優さん方による白熱の演技合戦も本作見どころの一つですが、共演者から刺激をうけられたことはありますか。
めちゃめちゃ刺激受けました。ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)。たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
コメントする・見る
2018/12/23