昨年8月まで放送されていたテレビ朝日系『仮面ライダーエグゼイド』で、仮面ライダーパラドクス／パラドを演じた俳優・甲斐翔真（21）が24日、都内で自身初のファンイベントを行った。

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　3回にわたって開催されたファンイベントでは、甲斐が生まれてから、きょうに至るまでの“つながり”への感謝を込めて「糸」をテーマに展開。この日のために作詞・作曲に挑戦し、flumpoolの阪井一生が編曲を担当したオリジナル曲「君と僕のうた」をキーボードの弾き語りで初披露した。

　イベントを企画段階から携わり「数ヶ月前から準備していた」と回顧。弾き語りの際には「いろんな段階を踏んできて、きょう歌をうたったとき、苦労してきたことが走馬灯のように出てきて、泣きそうになっちゃいました」と照れながら明かし「積み上げてきたモノをお客さんに披露することが、こんなに素晴らしいことなのかと。いい機会だったと思います」と感慨深げな表情を浮かべた。

　今後は、女優・永野芽郁、DISH//・北村匠海のダブル主演映画『君は月夜に光り輝く』（来年3月15日公開）に主要キャストとして出演が決定している。歌声を聞いた報道陣から“歌手デビュー”を期待する声があがったが「本職の役者で花を咲かせたい」と力強く切り返した。

　先日、21歳の誕生日を迎えた甲斐。記念ケーキと共にファンから温かい祝福を受け「いろんな役を演じて自分の引き出しを増やしていきたい」と決意新たに抱負を語っていた。