脇をメディアにした広告代理店「ワキノ広告社」が媒体となる脇美人を募集する『ワキ公開オーディション』が22日、都内で行われた。グランプリには広島県出身でダンス＆ボーカルグループ・S-CARATに所属するSEIRA（21）が選ばれた。

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　同社は日本で初めての脇をメディアにした広告代理店。これまでシャープや東京スポーツ新聞社などで撮影用の広告が作成されている。この日は脇を媒体として使うモデルを募集するオーディションを開催。参加者は脇にまつわるエピソードや脇ポージング、脇の広告をキレイに貼れるかなどの審査を受けた。結果は「脇はコンプレックスです」と正直に打ち明けながらも、惜しげもなく披露したSEIRAがグランプリに。結果発表で告げられるとSEIRAは目を丸くし、涙を浮かべた。

　幼少期から始めた水泳の影響で肩幅が広く、脇も広くなり、それがコンプレックスだという。それでも事務所から「やってみない」と脇オーディションを勧められ応募し、まさかのグランプリ獲得となった。SEIRAは「グランプリになるとは思わなかった。本当に自信がなくて、きょうも『どうしよう』ってずっと思ってドキドキしながら来ていた」と不安だったことを打ち明けつつ「思い切って見せられたのがよかったのかな。広告もキレイに貼れたので、それもよかったのかも」と喜びを爆発させていた。

　脇にどんな広告を貼りたいか問われると「これを記念にS-CARATの宣伝をしていきたいですね。もっと有名になりたいので」とさらなる人気獲得に意欲。「ちょうど新しい衣装になってノースリーブになった。メンバー全員でやっていきたい。私も自信を持って出せる」と力強く語っていた

　今後はクライアントが同社に広告を依頼後、脇モデルとして脇を媒体に広告を貼って写真を撮影するという。

　また、オーディションに参加したモデルの青山みなみは、体をキャンバスにしたペイントアーティスト・チョーヒカルによるアートを体験。脇に自身とそっくりな目を描かれていた。