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菅田将暉が天才数学者に 山崎貴監督と初タッグ『アルキメデスの大戦』来夏公開

 俳優の菅田将暉(25)が、映画『アルキメデスの大戦』に主演し、天才数学者を演じることが16日、わかった。『ドラゴン桜』で知られる三田紀房氏(60)の同名漫画が原作。監督は『ALWAYS三丁目の夕日』(2005年)、『永遠の0』などの山崎貴氏(54)が務め、菅田と初タッグを組む。2019年夏公開。

映画『アルキメデスの大戦』でタッグを組む山崎貴監督、菅田将暉 (C)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社

映画『アルキメデスの大戦』でタッグを組む山崎貴監督、菅田将暉 (C)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社

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 物語の舞台は、1930年代の日本。アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、世界最大級の戦艦“大和”を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。その計画に反対を唱える海軍少将・山本五十六は、“大和”建造を阻止するため、帝国大学100年に1人の逸材=アルキメデスの再来と呼ばれる天才数学者・櫂直(かいただし)を引き入れる。櫂は、数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる“大和”建造費の見積もり額に矛盾を発見し、軍部の陰謀を暴こうとするのだが…。

 櫂を演じる菅田は「誰もが知っている戦艦『大和』から見えてくる日本人の性と数学から浮き出てくる果てしない愚かさに、僕はロマンを感じました。そのスケールは非常に映画らしく、そして夢と現実に生きる僕ら現代人に突き刺さる題材だと思います。今やらなければならない作品だと思いました。使命感を持って臨んでいきます」と覚悟を明かし、「そんな緊張感の中、現場では山崎監督のニンマリ企み顔が毎日癒しです」と撮影の様子を伝えた。

 脚本・VFXも務める山崎監督は「抜群に胸が高鳴るプロットを擁した原作『アルキメデスの大戦』に出会ったとき『これぞ映画だ!』と興奮したのを覚えています。そしてこの戦艦『大和』が抱えていた問題を考えることは、実は今の日本という国を考えることにつながるのではないかと感じました」とコメント。原作者の三田氏は「主演の菅田将暉さんは主人公櫂直のイメージそのもので、若き天才数字者がぴったりだと思いました」と太鼓判を押し、「戦艦大和や数々の軍艦、海軍の様子が最新映像でどのように表現されるのか、ワクワクしながら完成の日を待っています」と期待している。

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  • 映画『アルキメデスの大戦』でタッグを組む山崎貴監督、菅田将暉 (C)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社
  • 撮影の模様 (C)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社
  • 『アルキメデスの大戦』原作書影 (C)三田紀房/講談社
  • 映画『アルキメデスの大戦』撮影の模様 (C)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社

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