昨年の世界陸上ロンドン大会・男子100メートルでウサイン・ボルトに勝利し、世界王者となったジャスティン・ガトリン(アメリカ)が、17日放送のテレビ朝日系『ビートたけしのスポーツ大将2時間SP』(後6:58〜8:54)の「陸上短距離対決」に初参戦。中学男女、高校男女、大学女子、そして有名人ランナーと100メートルで世界一の走りを披露する。
ガトリンは1982年生まれ、今年36歳。2004年アテネオリンピック100メートルで金メダルを獲得するが、12年のロンドンオリンピック、それに続く2度の世界陸上、そして一昨年のリオデジャネイロオリンピックまで常にボルトの後塵を配し、金メダルから遠ざかっていた。そのボルトが引退を表明、現役最後のレースとして出場した昨年の世界陸上で100メートルを9秒92で走り、ボルトを破って優勝。リベンジに成功した。
今年は5月に大阪で行われた『セイコーゴールデングランプリ陸上』の100メートルに出場。山縣亮太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、多田修平という2020年東京オリンピックでメダルが期待される日本の精鋭を相手に貫禄の優勝。衰えとは無縁の強靭なパワーとスピードを見せつけた。
今回は中学男女、高校男女、大学女子、そして有名人と各世代で予選を行い、1位になった選手がガトリンへの挑戦権を手にする、というルールを採用。ガトリンは各世代の予選レースを解説者席で楽しそうに観戦した。「ボルトが引退したから今はライバルがいないんだ。今日、ここで僕のライバルを見つけたいね」と次世代アスリートたちの走りを興味津々で見つめるガトリン。中には「2020年(東京で)一緒に走りたいね」と口にするなど、日本の次世代アスリートの中から逸材を見つけたよう。
一方、有名人枠には元巨人の鈴木尚広、お笑い芸人・フタリシズカの加賀谷秀明、俳優の野村祐希、お笑い芸人のレイザーラモンHG、そして2018年西宮神社の「開門神事福男選び」で福男となった佐藤玄主さんがエントリー。予選を前にしたスタート練習でレイザーラモンHGは走り出さずに「フォーー!」のポーズを連発。これにガトリンは大爆笑。スタジオでVTRを見ていたたけしは「ラモンは何しに来たんだよ!」とツッコミを。ガトリンは「僕もマネしてもいいかい?」とお茶目な一面を披露していた。
しかし、各世代の優勝者との勝負の時間になると、ガトリンの表情からは笑いが消え、世界最速のオーラ全開。決勝レースではハンデがつけられ、ガトリンは最後尾のスタートとなるが、スタジオで解説を担当した伊東浩司氏は「100メートルのレースで、いきなり追いかける状況はありえない。横一線でスタートして勝負する競技なので、その違和感がガトリンにどう影響するか?」と分析。
微妙な変化が百戦錬磨のガトリンの走りを狂わせてしまうのか? それともボルトを破った世界最速の走りを再現するのか? 世界の頂点に果敢に挑戦した次世代アスリートにも注目だ。
ガトリンは1982年生まれ、今年36歳。2004年アテネオリンピック100メートルで金メダルを獲得するが、12年のロンドンオリンピック、それに続く2度の世界陸上、そして一昨年のリオデジャネイロオリンピックまで常にボルトの後塵を配し、金メダルから遠ざかっていた。そのボルトが引退を表明、現役最後のレースとして出場した昨年の世界陸上で100メートルを9秒92で走り、ボルトを破って優勝。リベンジに成功した。
今年は5月に大阪で行われた『セイコーゴールデングランプリ陸上』の100メートルに出場。山縣亮太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、多田修平という2020年東京オリンピックでメダルが期待される日本の精鋭を相手に貫禄の優勝。衰えとは無縁の強靭なパワーとスピードを見せつけた。
今回は中学男女、高校男女、大学女子、そして有名人と各世代で予選を行い、1位になった選手がガトリンへの挑戦権を手にする、というルールを採用。ガトリンは各世代の予選レースを解説者席で楽しそうに観戦した。「ボルトが引退したから今はライバルがいないんだ。今日、ここで僕のライバルを見つけたいね」と次世代アスリートたちの走りを興味津々で見つめるガトリン。中には「2020年(東京で)一緒に走りたいね」と口にするなど、日本の次世代アスリートの中から逸材を見つけたよう。
一方、有名人枠には元巨人の鈴木尚広、お笑い芸人・フタリシズカの加賀谷秀明、俳優の野村祐希、お笑い芸人のレイザーラモンHG、そして2018年西宮神社の「開門神事福男選び」で福男となった佐藤玄主さんがエントリー。予選を前にしたスタート練習でレイザーラモンHGは走り出さずに「フォーー!」のポーズを連発。これにガトリンは大爆笑。スタジオでVTRを見ていたたけしは「ラモンは何しに来たんだよ!」とツッコミを。ガトリンは「僕もマネしてもいいかい?」とお茶目な一面を披露していた。
しかし、各世代の優勝者との勝負の時間になると、ガトリンの表情からは笑いが消え、世界最速のオーラ全開。決勝レースではハンデがつけられ、ガトリンは最後尾のスタートとなるが、スタジオで解説を担当した伊東浩司氏は「100メートルのレースで、いきなり追いかける状況はありえない。横一線でスタートして勝負する競技なので、その違和感がガトリンにどう影響するか?」と分析。
微妙な変化が百戦錬磨のガトリンの走りを狂わせてしまうのか? それともボルトを破った世界最速の走りを再現するのか? 世界の頂点に果敢に挑戦した次世代アスリートにも注目だ。
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2018/06/17