歌手で俳優の福山雅治が21日、全国アリーナツアー『WE’RE BROS. TOUR 2018』の広島公演を広島グリーンアリーナで開催。ライブ終盤、福山が主題歌を手がけた映画『名探偵コナン ゼロの執行人』（公開中）より、江戸川コナンくんがゲストとして登場した。

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　2人は3月3日放送のラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』（TOKYO FM／JFN38局ネット　毎週土曜　後2：00〜）で共演。14日に行われた劇場版『名探偵コナン』の舞台あいさつにて福山が映像コメントで「たまには地方にライブを見にきたりしませんか？　もみじ饅頭用意して待っています」と誘い、今回コナンくんが広島公演に初来場することになった。

　会場に福山が手がけた主題歌が流れるなか、「小さくなっても頭脳は同じ　迷宮なしの名探偵　真実はいつもひとつ！広島の皆さん、こんばんは！　江戸川コナンです！」というせりふと共にコナンくんがステージに突然登場。事前のお誘いはあったものの、本当に来るなんて予想できていない会場のファンたちからは「ええー！」という大きな驚きの声があがった。「もみじ饅頭…いやいや、主題歌『零 -ZERO-』をどうしても生で聴きたくて来ちゃいました」とお土産を持って来場したコナンくん。福山からも約束していたもみじ饅頭などをお返しに渡し、なんともほっこりする再会となった。

　そして、「零 -ZERO-」をコナンくんもステージ横で会場のファン達と共に鑑賞。最後には福山と共に「真実は、いつもひとつ！」のポーズをバッチリ決め、ステージを後にした。

　コナンくんと再会の時間を楽しんだ福山は「このツアーの中で今回の劇場版コナンの主題歌も初披露させていただき、ツアーとともに楽曲も成長させてもらってます。そしてツアーの中でもこの曲が大きなポイントになっています。音楽的にも、歌詞の世界観としても。そのような出会いに感謝しながらツアーを回らせていただいております」とコメント。「映画が公開となり、大変な盛り上がりと熱をひしひしと感じてはいるのですが、まだ劇場に観に行けていないので、ぜひその盛り上がりと熱を肌で感じたいですし、主題歌も劇場で聴いてみたいです。コナンくん、忙しい中観に来てくれてありがとう！」とお礼を伝えた。

　劇場版『名探偵コナン　ゼロの執行人』は4月13日に全国公開され、公開日から8日間で動員185万人、興行収入24億円と、前作を上回るシリーズ歴代最高記録を更新した。福山の主題歌も4月7日より配信リリースされ、各配信サイトでチャート1位を15冠獲得した。なお、福山のライブは、5月に行われる「DOME LIVE 2018−暗闇の中で飛べー」（5月19・20日：京セラドーム大阪、5月26・27：東京ドーム）まで続いていく。