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【わろてんか】最終回は新しい喜劇ショーで大団円 全151回の平均20.1%

 NHKで10月から放送された連続テレビ小説『わろてんか』(月〜土 前8:00 総合ほか)が3月31日に全151回の放送を終え、期間平均視聴率が関東地区では20.1%、関西地区では19.6%を記録した(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回は両地区とも20.5%だった。

連続テレビ小説『わろてんか』は終わらない。『スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK

連続テレビ小説『わろてんか』は終わらない。『スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK

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 同作の舞台は、明治の後半から第二次大戦直後の大阪。当時活躍した芸人・文化人などさまざまなお笑いのパイオニアたちの人生をヒントに、いつも周りに笑いをふりまくヒロイン・てん(葵わかな)が、ひょんなことから小さな寄席経営をはじめ、ついには日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでになるまでのストーリーが描かれた。

 最終週に終戦を迎え、てんは焼け野原になった大阪に戻り、北村笑店再建に向けて動き出す。そのうち芸人たちも徐々に復員したり疎開先から戻ってきて…。最終回では「漫才みたいにお腹を抱えて笑えて、落語の人情噺のようにしみじみと情を感じる、新しい笑いに挑戦したい」という、てんのひと言から生まれた“青空喜劇 北村笑店物語”が、こけら落とし公演として上演された。

 北村笑店が歩んできた歴史を物語にした劇中劇で、ドラマ本編をダイジェストで振り返ることができる巧妙な仕掛けになっていた。てんが本人役を演じたほか、てん(と視聴者)にだけ藤吉(松坂桃李)も登場し、客席では伊能(高橋一生)が大笑いしている、レギュラーキャスト総出の大団円となった。

 ドラマ本編の裏側で起きていた、知られざる“愛と笑い”の物語をオムニバス形式で描く『スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』が、今月21日(後8:00〜8:59)にBSプレミアムで放送される。

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  • 連続テレビ小説『わろてんか』は終わらない。『スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK
  • 第1話「風太のジェラシー」より(左から)風鳥亭高座で漫才をする風太(濱田岳)とトキ(徳永えり)=『連続テレビ小説 わろてんか スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK
  • 第2話「リリコのボディガード」より(左から) 風鳥亭高座で漫才をする秦野リリコ(広瀬アリス)と川上四郎(松尾諭)=『連続テレビ小説 わろてんか スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK
  • 第3話「楓の恋のラビリンス」より(左から) 風鳥亭高座で漫才をする楓(岡本玲)と万丈目歌子(枝元萌)=『連続テレビ小説 わろてんか スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK
  • 第4話「勘当のフィナーレ」より(左から) 風鳥亭高座で漫才をする北村つばき(水上京香)と北村隼也(成田凌)=『連続テレビ小説 わろてんか スピンオフ「ラブ&マンザイ」〜LOVE and MANZAI〜』4月21日放送(C)NHK

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