フリーアナウンサーの古舘伊知郎、俳優の坂上忍、お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが出演するテレビ東京系『おしゃべりオジサンとヤバイ女』（4月7日スタート　毎週土曜　後10：30）の初回収録が16日に行われ、3人が取材会に出席した。

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　同番組は、昨年4月にスタートした『おしゃべりオジサンと怒れる女』をパワーアップしたもので、これまでの「怒り」では呼べなかった「ヤバイ」女性をゲストに迎えて、3人とのトークを展開。時間帯も、これまでの午後11時55分から10時30分スタートに“昇格”することとなった。

　今回のパワーアップを受け、古舘は「時間帯が変わって、一部雰囲気を変えるところもあると思うんですけど、ベースの部分は変わっていなくて、僕はダラダラデレデレやりながら、身を削って問題発言をするのは（坂上）忍ちゃんということで」とニンマリ。「忍ちゃんは毒舌キャラとか言われますけど、人間とか人生の本質みたいなところを突くことが毒舌って言われると心外かもしれないけど、忍ちゃんは本質を突く人だから」と持ち上げた。

　古舘は続けて、今回の収録前にテレビ東京の編成部長と初対面したと明かし「編成部長さんに『10時半からのスタートになると、下ネタとかも少なくなりますかね？』って聞いたら『いやいや、下ネタ云々じゃなくて、幅を広げるっていうことですから、今までのまんまでトガってくださいね』って言われて、意味がよくわからなかった」とチクリ。「要するに、10時半をわきまえながら、いいところは残せっていう、テレビ局はわがままですから、そこは頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

　坂上もテレ東の編成部長と対面したそうだが「僕がお話させていただいた時は『10時半に時間は上がるけど、今まで通り攻めていただいてけっこうです』って言われたので、これってやっぱりオレだけケガするってことですかね」と、自身の毒舌キャラが定着してしまったことに嘆き節。古舘がすかさず「いやいや、オレの受け止め方がちょっとひねくれているだけだから」とフォローを入れると、ジュニアも「時間帯が上がっても、番組自体はなんにも変わってないと思っています」と呼びかけた。

　ところが、番組のタイトルにちなみ「呼んでみたいヤバイ女性は？」との質問になると、古舘が「僕は、そこら辺は一切お任せですから」と切り抜ける中、坂上は「（パワハラ騒動に揺れる栄和人強化本部長が監督を務める）至学館大学の学長さんですかね」と毒ガスを噴射。求められるキャラを全うしたものの「ほら、やっぱりオレだけケガする」と嘆く坂上に、ジュニアが「じゃあ、僕は安倍昭恵夫人でお願いします」と助け舟（？）を出し、息の合ったかけあいを見せていた。

　4月7日に放送される初回は、きのこライターの堀博美氏をゲストに迎える。