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玉森裕太、東野圭吾原作映画に主演「自分にとっての挑戦」 共演は吉岡里帆&染谷将太

 人気グループ・Kis-My-Ft2玉森裕太(27)が、東野圭吾氏の同名小説を実写化する映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年公開)に主演することが11日、わかった。2つの異なる世界<パラレルワールド>を行き交う男女3人の愛が描かれ、愛する女性への想いと親友との友情の間に揺れながら翻弄されていく主人公を玉森が演じ、吉岡里帆(24)、染谷将太(25)が共演する。

東野圭吾氏の『パラレルワールド・ラブストーリー』が実写映画化。(写真左から)吉岡里帆、玉森裕太、染谷将太が共演する

東野圭吾氏の『パラレルワールド・ラブストーリー』が実写映画化。(写真左から)吉岡里帆、玉森裕太、染谷将太が共演する

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 原作は累計発行部数110万部を突破。東野氏の作品としては異色の本格恋愛小説となり、ファン投票でも必ず上位に入ってくる人気作だ。『ひゃくはち』(08年)『宇宙兄弟』(12年)『聖の青春』(16年)などの森義隆監督がメガホンをとり、「撮影・照明・美術…まったく世界観の異なる2本の映画が同時進行で進むような作品を作る」と、新しい可能性に意気込んでいる。

 主人公・敦賀崇史を演じる玉森は「僕自身も役の崇史と一緒にドキドキを味わいながら、パラレルワールドって一体何なのか?体感しながら演じていきたいです」と意気込み、吉岡、染谷との初共演に「緊張していますが、森監督からアドバイスいただき、みんなでディスカッションしながら良いものを作り上げていきたいと思っています」と話す。「信じていたものが脆(もろ)く崩れていく儚さや、コントロールできない感情みたいなものをどう表現するのか、この役や題材は自分にとっての挑戦です。集中して精一杯この役に向き合いたいと思っています」と熱演を誓った。

 一つの世界では崇史の恋人、もう一つの世界では崇史の親友の恋人として存在する、謎に満ちたヒロイン・津野麻由子役の吉岡は、「玉森さんとは作品でご一緒するのは初めてなのでとても新鮮な気持ちですし、玉森さん演じる主人公・敦賀崇史にとって私演じる麻由子の在り方は普通でありながらも難しいです。毎カット毎カット慎重にぶつかっていこうと思っています。染谷さんは自分の好きな映画には必ず出られている方。共演できるのが心底うれしいです」とコメント。

 崇史の親友である三輪智彦役の染谷は「脳という宇宙のような壮大な世界の中で起きる唯一無二なラブストーリー。その中で智彦という魅力あふれる役で生きられることに感謝しています」と語った。

■ストーリー
【Aの世界】大学を卒業した敦賀崇史は、幼なじみの三輪智彦と脳の研究を行うバイテック社で働き始める。2人は親友でありお互いを尊敬し合う良きライバルだ。しかしある日、智彦が紹介したいと連れてきた彼の恋人を見て崇史は驚く。その女性・津野麻由子(吉岡)は崇史が学生時代、毎日のように並行して走る電車内で見かけ、密かに想い続けてきた女性だった…。

【Bの世界】ある朝、目覚めた崇史の部屋で、恋人の麻由子がいつものように朝食を作っていた。親友・智彦の紹介で付き合うようになった彼女との幸せな同せい生活。仕事も順調。しかし崇史は、やがて疑問を抱き始める。同じ会社で働いていたはずなのに、消えてしまった智彦の存在。そして、突如としてあらわれる妄想とも現実ともわからない自分の記憶―。麻由子は“智彦の恋人”として紹介されたのではなかったか? 麻由子は「親友の恋人」という現実。「自分の恋人」という現実。どちらが本当なのか? 存在する2つの「世界」で、愛と友情に翻弄されていく崇史。真実を追い求めた彼がたどり着く衝撃の愛の結末とは…?

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