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宮沢氷魚、NHKドラマ初出演&初主演「とても光栄」 “第二の故郷”神奈川が舞台

 元THE BOOMのボーカル・宮沢和史(52)と、タレント・光岡ディオン(52)の長男で、『MEN’S NON-NO』の専属モデルとしても活動する俳優・宮沢氷魚(23)が、神奈川発地域ドラマ『R134/湘南の約束』で、NHKドラマ初出演にしてドラマ初主演を務めることが16日、わかった。宮沢は『コウノドリ』(TBS)で俳優デビューを果たし、現在放送中の『トドメの接吻』(日本テレビ)では物語のキーパーソンを演じ、注目を集めている。

NHK神奈川発地域ドラマ『R134/湘南の約束』で初主演を務める宮沢氷魚

NHK神奈川発地域ドラマ『R134/湘南の約束』で初主演を務める宮沢氷魚

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 同作は、湘南を走る国道134号線を舞台にした神奈川発地域ドラマ。物語では、偶然出会った不思議なアメリカの老婦人とともに江の島が見える古い写真の風景を目指すことになった若者・洸太(宮沢)が、老婦人と過ごす時間を通して過去の自分と向き合い成長をとげる姿を、湘南の美しい光景とともにハートフルに描く。

 脚本は民放の人気ドラマを数多く手がけた桑村さや香氏、音楽は三谷幸喜氏との作品も多く、NHKでは朝の連続テレビ小説『純と愛』を手掛けた荻野清子氏が担当。美しい景色の中で育まれたカルチャーやエンターテインメントで多くの人を魅了し続ける湘南の魅力とともに、主人公たちの前向きな人生を予感させる瑞々しいドラマとなっている。

 3作目のドラマ出演で、早くも初主演を飾る宮沢は「このようなすてきな作品に携われることをとても光栄に思っています」と喜び「この作品を通して、人は性別、人種、言語、年齢など、あらゆる壁を越え、繋がる事ができるということを伝えていきたい」と気合十分。「神奈川は母の地元ということもあり、小さい頃からよく遊びに行っていました。第二の故郷ともいえる神奈川を舞台に、地域の魅力を沢山詰め込んだ素晴らしいドラマを皆さんにお届けしたいです」とメッセージしている。

 宮沢の起用理由について番組プロデューサーは、「宮沢さんにお願いしたい!と思った一番の理由は、“湘南の海がよく似合う”俳優さんだからです。舞台となる湘南の海は、場所や日によって様々な表情を見せます。明るくキラキラした青い海もあれば、静かな灰色の海もあり、爽やかでやさしい風が吹く水色の海もあります。モデルとして、俳優として、常に新鮮な表情を見せてくれる宮沢さんは、このドラマの主役にぴったりだと思いました」と説明。

 続けて「『R134/湘南の約束』はNHK横浜放送局制作の地域ドラマなのですが、宮沢さんご自身が昔からよく湘南地区に遊びに来ていたとうかがったので、運命のような不思議なご縁を感じています。宮沢さんに演じていただく洸太を通して、神奈川の魅力が全国に伝わることを期待しています」とコメントしている。

 『R134/湘南の約束』は、6月27日午後9時からBSプレミアムで放送予定。

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