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長谷川博己、連続テレビ小説初出演へ 今秋朝ドラ『まんぷく』ヒロインの夫役

 NHKは7日、2018年度後期の「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)の追加キャストを発表。ヒロイン・福子(安藤サクラ)の夫で生涯を共にし、世界の食文化に革命を起こす男・立花萬平役に長谷川博己(40)が決まった。長谷川は連続テレビ小説初出演となる。

今秋の朝ドラ『まんぷく』でヒロインの夫を演じる長谷川博己(C)NHK

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 モデルとなるのは、日清食品創業者の安藤百福(あんどう・ももふく)氏と妻の仁子(まさこ)氏。戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦が、失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を何度も繰り返した末、「インスタントラーメン」の開発に成功する波乱万丈の物語を描く。脚本は大河ドラマ『龍馬伝』やフジテレビ系『ガリレオ』『HERO』シリーズを手掛けた福田靖氏が担当する。

 同日、大阪市内で記者会見を行った長谷川は「“朝ドラ”、そうですね、僕は20代の頃には、何度かオーディションを受けさせていただいていて、何度も落ちておりまして、今回こうやってお話を頂くことになりまして、40歳で“朝ドラ”のヒロインの相手役というのは、ちょっとどうなのかなぁ、とお話を頂いた時に最初ちょっと迷ったんですが」と心境を吐露。

 それでも「百福さんをモデルとした役を演じるということと、“朝ドラ”というのは、ものすごく勢いのあるところだと思いますので、百福さんのことばにも『大衆の中にこそ変化の(時代が変わる)予兆がある』というのがあって僕はすごく印象的なんですけれども、それこそ自分の役者の人生においてこうやって変化できるいいきっかけになったんじゃないかなと思って、お受けさせてもらいました」と語った。

 キャスティングにあたって制作統括の真鍋斎氏は「正義感あふれる政府高官からニートまで、これまで長谷川博己さんが演じられてきた役柄は実に幅広く、変幻自在でありながら常に筋の通った存在感を発揮していらっしゃいます。その存在感の源泉は、私は“品”だと思うのです」と説明。

 「今回演じていただく『立花萬平』は、いい時もあれば悪い時もあるという、まさに七転八起の人生を歩みます。当局に逮捕されてしまったり、全財産を没収されたりもします。しかし、どんなときでも彼が失わなかったのは“人間としての品格”であったと私は思います。これを体現できるのは、長谷川さんをおいて他にはないと確信しています」と期待を寄せている。

 続けて「旺盛な好奇心とほかを圧倒する発想力を持ちながら、人に対しては誠実だが不器用、ちょっと照れ屋なところも頑固なところもある。そんなさまざまな顔を持つ『萬平』を、チャーミングに演じていただけるものと、今から楽しみでなりません。長谷川博己さんと、その奥さんが安藤サクラさん。なんともワクワクする夫婦です」とコメントした。

 また、妻役の安藤は「初めてお会いした際、なんて面白い方なんだ!と笑いが止まらなかったことを覚えています」と印象を語り「もともとファンだったので長谷川さんならば!と出演を決めました。大先輩との共演、とても心強く感じています。どんな夫婦になるか今からすごく楽しみです。共演は初めてですが必ずいい夫婦になるゾと予感しています」とメッセージしている。

 放送は10月1日から、19年3月30日まで全151回を予定。5月中旬からクランクイン予定している。

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