俳優の小林稔侍(77)が7日、都内で行われた初主演映画『星めぐりの町』バースデーイベントに登壇。この日、77歳の誕生日を迎えた“喜寿の祝い”として、息子の小林健(46)と娘の小林千晴(44)から花束を受け取ると「朝早くからありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。
壇上では、父としての威厳を保つようにキリッとした表情を見せていたが、イベント後に行われた囲み取材に単独で応じた際には本音が飛び出した。「僕は僕なりに、育ててきたと言いますか、一緒に暮らしてきた何年かを思い返していました。せがれと娘がどういう気持でいたのかわかりませんが、きっと帰りの道すがら、落ち着いてからいろんなことを思い返すと思います。俳優という職業で、皆さんに寄りかかって子どもたちを育てられましたので、きょうは特に感謝の思いが強い日です」。
俳優生活56年目にして映画初主演となったが「僕たちは映画で育てられましたので、やっぱり格別なものです」としみじみ。「今までは、僕なんかが何に挑戦したいとか言うのもおこがましいと思っていて、極端な言い方をすれば『何とか生きていければいい』と答えていましたが、自分の歳をふと見ますと、これからは今までとは違った、いい俳優生活を送っていけたら」と言葉に力を込めた。
77歳という節目の年齢を迎えたが「きょうの朝、子どもの頃から聞いていた『花咲かじいさん』の話を思い出しまして、あれはじいさんが花を咲かせたわけではなくて、そばにいる皆さんが声をかけてくださったことで花が咲いていった。私も、お客さまをはじめとした映画関係の皆さんに寄りかかりながら、花を咲かせてもらったじいさんだなと感じました。そういうわけで、花咲かじいさん・小林稔侍です」と笑顔で呼びかけていた。
同作は、愛知県豊田市が舞台。小林は、妻を早くに亡くし、娘で整備士の志保(壇蜜)と2人で暮らす豆腐職人・島田勇作を演じる。東日本大震災で家族を失い、引っ越してくる少年・政美(荒井陽太)に優しく寄り添い、心の再生を見守る。
壇上では、父としての威厳を保つようにキリッとした表情を見せていたが、イベント後に行われた囲み取材に単独で応じた際には本音が飛び出した。「僕は僕なりに、育ててきたと言いますか、一緒に暮らしてきた何年かを思い返していました。せがれと娘がどういう気持でいたのかわかりませんが、きっと帰りの道すがら、落ち着いてからいろんなことを思い返すと思います。俳優という職業で、皆さんに寄りかかって子どもたちを育てられましたので、きょうは特に感謝の思いが強い日です」。
俳優生活56年目にして映画初主演となったが「僕たちは映画で育てられましたので、やっぱり格別なものです」としみじみ。「今までは、僕なんかが何に挑戦したいとか言うのもおこがましいと思っていて、極端な言い方をすれば『何とか生きていければいい』と答えていましたが、自分の歳をふと見ますと、これからは今までとは違った、いい俳優生活を送っていけたら」と言葉に力を込めた。
77歳という節目の年齢を迎えたが「きょうの朝、子どもの頃から聞いていた『花咲かじいさん』の話を思い出しまして、あれはじいさんが花を咲かせたわけではなくて、そばにいる皆さんが声をかけてくださったことで花が咲いていった。私も、お客さまをはじめとした映画関係の皆さんに寄りかかりながら、花を咲かせてもらったじいさんだなと感じました。そういうわけで、花咲かじいさん・小林稔侍です」と笑顔で呼びかけていた。
同作は、愛知県豊田市が舞台。小林は、妻を早くに亡くし、娘で整備士の志保(壇蜜)と2人で暮らす豆腐職人・島田勇作を演じる。東日本大震災で家族を失い、引っ越してくる少年・政美(荒井陽太)に優しく寄り添い、心の再生を見守る。
コメントする・見る
2018/02/07