女優の土屋太鳳が18日、都内で行われた第9回TAMA映画賞の授賞式に参加した。最優秀新進女優賞を受賞した土屋は受賞理由を聞くと目に大粒の涙を溜め、「この言葉を胸に、これから女優として歩いていきます」と今後の抱負を語った。
土屋は黒のドレス姿で登場。『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』に出演した。『トリガール!』では鳥人間コンテストに挑む若者を好演し、受賞理由は「どの役にもひたむきに向き合い、あふれる笑顔と抜群の運動神経で演じ切る姿は、観客の心をわしづかみにした」というものだった。
受賞理由を聞いた後にあいさつした土屋は「映画の扉を叩いてから12年。少しずつ必死に、その扉をこじ開ける中で、ほんとにたくさんの言葉に出会いました。温かい涙が心からあふれる言葉もあれば、冷たい何かが心をえぐる言葉もあった。いつの間にかでこぼこな…」と批判の声もあったことを振り返り、言葉を詰まらせた。
会場から「頑張れ!」の声と大きな拍手を浴びると、涙を必死にこらえながら土屋は「いつの間にかでこぼこな心になっていましたけど、今回、受賞した理由でいただいた言葉は『それでいいんだよ』と包み込んでくださるような、これからの自分の背中を押してくださるような言葉でした。この言葉を胸に、これから女優として歩いていきます」と言葉を紡いだ。
最後は「愛してやまない作品と一緒に、ここに立てていることが本当にうれしい。作品を通して出会った全ての人、時間に心から感謝を伝えたい」とあいさつを締めくくった。会場には家族も来ていたそうで、土屋には温かい声援が送られ、最後は太鳳スマイルで受賞の喜びを全身で表現した。
また、この日は『トリガール!』で共演した間宮祥太朗、高杉真宙も最優秀新進男優賞を受賞し、授賞式の壇上で再会となった。掛け合いも多く、リズムをつかむため、撮影現場では下の名前で呼び合っていたという。間宮は「下の名前で呼ぶ、敬語はやめようと自分から言わせていただいた。『祥太朗』と呼んでもらった。それがニュースとかで取り上げられるうちに、土屋太鳳さんに下の名前で呼ばせることが、こんなに問題になるとは思っていませんでした…」と“反省”した。
一方の土屋は「きょう、エネルギーが必要だなって、頑張ろうって思うと祥太朗の方がすごいエネルギーだった。これはついて行こうと思って撮影してました」と現場を引っ張った間宮にお礼。そんな温かい言葉に間宮も「ありがとうございます!」と逆に感謝して会場を盛り上げていた。
この日の授賞式には最優秀男優賞の池松壮亮、最優秀女優賞の満島ひかり、長澤まさみらが出席した。
■受賞作品、受賞者
優秀作品賞
『散歩する侵略者』(黒沢清監督)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也監督)
特別賞
湯浅政明監督、及びスタッフ・キャスト一同(『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』)
富田克也、及びスタッフ・キャスト一同(『バンコクナイツ』)
最優秀男優賞
浅野忠信(『幼な子われらに生まれ』『沈黙-サイレンス-』『淵に立つ』『新宿スワンII』)
池松壮亮(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『続・深夜食堂』『デスノート Light up the NEW world』『永い言い訳』)
最優秀女優賞
満島ひかり(『海辺の生と死』『愚行録』)
長澤まさみ(『散歩する侵略者』『銀魂』『追憶』『金メダル男』)
最優秀新進男優賞
間宮祥太朗(『トリガール!』『帝一の國』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』)
高杉真宙(『逆光の頃』『散歩する侵略者』『トリガール!』『想影(おもかげ)』『ReLIFE リライフ』『PとJK』)
最優秀新進女優賞
石橋静河(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』『密使と番人』)
土屋太鳳(『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』)
最優秀新進監督賞
菊地健雄監督(『ハローグッバイ』『望郷』)
瀬田なつき監督(『PARKS パークス』)
土屋は黒のドレス姿で登場。『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』に出演した。『トリガール!』では鳥人間コンテストに挑む若者を好演し、受賞理由は「どの役にもひたむきに向き合い、あふれる笑顔と抜群の運動神経で演じ切る姿は、観客の心をわしづかみにした」というものだった。
受賞理由を聞いた後にあいさつした土屋は「映画の扉を叩いてから12年。少しずつ必死に、その扉をこじ開ける中で、ほんとにたくさんの言葉に出会いました。温かい涙が心からあふれる言葉もあれば、冷たい何かが心をえぐる言葉もあった。いつの間にかでこぼこな…」と批判の声もあったことを振り返り、言葉を詰まらせた。
会場から「頑張れ!」の声と大きな拍手を浴びると、涙を必死にこらえながら土屋は「いつの間にかでこぼこな心になっていましたけど、今回、受賞した理由でいただいた言葉は『それでいいんだよ』と包み込んでくださるような、これからの自分の背中を押してくださるような言葉でした。この言葉を胸に、これから女優として歩いていきます」と言葉を紡いだ。
最後は「愛してやまない作品と一緒に、ここに立てていることが本当にうれしい。作品を通して出会った全ての人、時間に心から感謝を伝えたい」とあいさつを締めくくった。会場には家族も来ていたそうで、土屋には温かい声援が送られ、最後は太鳳スマイルで受賞の喜びを全身で表現した。
また、この日は『トリガール!』で共演した間宮祥太朗、高杉真宙も最優秀新進男優賞を受賞し、授賞式の壇上で再会となった。掛け合いも多く、リズムをつかむため、撮影現場では下の名前で呼び合っていたという。間宮は「下の名前で呼ぶ、敬語はやめようと自分から言わせていただいた。『祥太朗』と呼んでもらった。それがニュースとかで取り上げられるうちに、土屋太鳳さんに下の名前で呼ばせることが、こんなに問題になるとは思っていませんでした…」と“反省”した。
一方の土屋は「きょう、エネルギーが必要だなって、頑張ろうって思うと祥太朗の方がすごいエネルギーだった。これはついて行こうと思って撮影してました」と現場を引っ張った間宮にお礼。そんな温かい言葉に間宮も「ありがとうございます!」と逆に感謝して会場を盛り上げていた。
この日の授賞式には最優秀男優賞の池松壮亮、最優秀女優賞の満島ひかり、長澤まさみらが出席した。
■受賞作品、受賞者
優秀作品賞
『散歩する侵略者』(黒沢清監督)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也監督)
特別賞
湯浅政明監督、及びスタッフ・キャスト一同(『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』)
富田克也、及びスタッフ・キャスト一同(『バンコクナイツ』)
最優秀男優賞
浅野忠信(『幼な子われらに生まれ』『沈黙-サイレンス-』『淵に立つ』『新宿スワンII』)
池松壮亮(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『続・深夜食堂』『デスノート Light up the NEW world』『永い言い訳』)
最優秀女優賞
満島ひかり(『海辺の生と死』『愚行録』)
長澤まさみ(『散歩する侵略者』『銀魂』『追憶』『金メダル男』)
最優秀新進男優賞
間宮祥太朗(『トリガール!』『帝一の國』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』)
高杉真宙(『逆光の頃』『散歩する侵略者』『トリガール!』『想影(おもかげ)』『ReLIFE リライフ』『PとJK』)
最優秀新進女優賞
石橋静河(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』『密使と番人』)
土屋太鳳(『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』)
最優秀新進監督賞
菊地健雄監督(『ハローグッバイ』『望郷』)
瀬田なつき監督(『PARKS パークス』)
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2017/11/18