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木村拓哉がボディーガードに 『ドクターX』枠で1月スタート

 俳優の木村拓哉が、来年1月スタートのテレビ朝日系ドラマ『BG(ビージー)〜身辺警護人〜(仮)』(毎週木曜 後9:00)に主演することがわかった。現在、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』が放送中のドラマ枠は、2015年4月期の『アイムホーム』以来、2度目。新ドラマで木村が挑むのは、自身初となるボディーガード役で「この職業をテーマに選んでくれたことに感謝したい、と思いました。『なるほど、そうきたか!』という意外性がありました」と、期待感をつのらせている。

2018年1月スタート、木村拓哉がボディーガードに『BG 身辺警護人(仮)』脚本家・井上由美子氏と13年ぶりのタッグ(C)テレビ朝日

2018年1月スタート、木村拓哉がボディーガードに『BG 身辺警護人(仮)』脚本家・井上由美子氏と13年ぶりのタッグ(C)テレビ朝日

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 木村が演じる主人公・島崎章(しまざき・あきら)は、民間の警備会社のボディーガード。公的組織である警視庁のSP(セキュリティーポリス)とは異なり、あくまで民間人なので、当然のことながら拳銃や殺傷能力の高い武器は持てず、命を左右する緊迫した状況にも丸腰で立ち向かわなければならない。正当防衛でないと反撃することも許されない。クライアントの依頼は絶対であり、どんな状況でも警護対象者を護る。そんな“究極のサービス業”を題材に、民間の警備会社で身辺警護課所属する男たちの熱く、泥臭い戦いの日々を鮮烈に、そしてリアルに描く。

 ボディーガードに警護された経験もある木村は「彼らがいてくださるというだけで安心感がすごいです。でも実際には何事も起きたりはせずに、その日の任務を終えて『では、これで失礼します』と言って帰っていかれるんです。もちろんボディーガードという職務にとっては、何も起きないことが100点満点ではあると思うのですが、このリアリティーをドラマでどのように描いていくのか…。ドラマですので、毎回何も起きずに終わるわけはなく、そこはしっかりとスリリングに描いていきたいですよね(笑)」と、実感を込めた。

 期待の矛先は、本作を完全オリジナルで描く、脚本家の井上由美子氏に向けられている。井上氏は、『白い巨塔』(03年、フジテレビ)、『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(14年、フジテレビ)、『緊急取調室』シリーズ(14年〜、テレビ朝日)などを生んだヒットメーカー。木村の主演作も2作、『GOOD LUCK!!』(03年TBS)と『エンジン』(05年、フジテレビ)を手がけており、社会現象を巻き起こすほどの反響を呼んだ。

 13年ぶりの井上氏とのタッグに木村は「いつも出来上がってきた本に驚かされます。女性目線で描く男性の心理・世界もとても興味深いので、今回も井上さんが作ってくださる世界の中で、存分に章という男を担っていきたいと思います」と、話している。

 今回、木村が演じる章は、私生活では、中学生の息子とふたり暮らしという設定。息子の思春期もともなってか、いまいち円滑なコミュニケーションはとれていない父親役というのも、大きなチャレンジとなるはずだ。

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