元プロレスラーでタレントの高田延彦(55)が、1997年10月11日に東京ドームでブラジルの格闘家ヒクソン・グレイシー(58)と死闘を繰り広げた『PRIDE.1』から、ちょうど20年。日本の総合格闘技の原点と言われるこの一戦について、高田・ヒクソンの両名をはじめ関係者へのロングインタビューを基にした書籍『プライド』(幻冬舎)が、12月に発売されることが決定した。
高田とヒクソンの双方のインタビューを基に執筆された書籍は、本作が世界初。執筆を担当したのは、初のワールドカップに挑んだサッカー日本代表の姿を描いた『決戦前夜』(1998)などを手掛けたノンフィクション作家の金子達仁氏。格闘家・高田の本心に踏み込んだ『泣き虫』(2003)以来、再び高田について筆をとった。
1997年、そして翌98年の“リベンジ”にも敗れた高田は、このタイミングで改めてコメントを寄せた。「日本の格闘技界の扉が開いた一戦と言って頂くこともありますが、正直、20年経った今でも『あの時試合をして良かった』…と思える日は一日もありません。未だに私の中では様々な思いを消化しきれていないのです」と率直な胸の内を吐露。
それでも、二人がリング上で闘ったという事実について「小さな奇跡がいくつもあったことをこの本で初めて知りました」と明かし、「今回この本を通して、私からの試合の申し入れをなぜあのヒクソンが受けてくれたのか?それも2回も。その真相が明らかになったことにより、私の心境にも少しずつ変化が訪れています」と、20年を経た今だからこそ話せる思いを打ち明けている。
高田とヒクソンの双方のインタビューを基に執筆された書籍は、本作が世界初。執筆を担当したのは、初のワールドカップに挑んだサッカー日本代表の姿を描いた『決戦前夜』(1998)などを手掛けたノンフィクション作家の金子達仁氏。格闘家・高田の本心に踏み込んだ『泣き虫』(2003)以来、再び高田について筆をとった。
1997年、そして翌98年の“リベンジ”にも敗れた高田は、このタイミングで改めてコメントを寄せた。「日本の格闘技界の扉が開いた一戦と言って頂くこともありますが、正直、20年経った今でも『あの時試合をして良かった』…と思える日は一日もありません。未だに私の中では様々な思いを消化しきれていないのです」と率直な胸の内を吐露。
それでも、二人がリング上で闘ったという事実について「小さな奇跡がいくつもあったことをこの本で初めて知りました」と明かし、「今回この本を通して、私からの試合の申し入れをなぜあのヒクソンが受けてくれたのか?それも2回も。その真相が明らかになったことにより、私の心境にも少しずつ変化が訪れています」と、20年を経た今だからこそ話せる思いを打ち明けている。
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2017/10/11